リゼロ(Re:ゼロ)/ユリウスの虹の刃は戦友のために こんなに大活躍するキザ(美形)キャラも久しぶりかも【ネタバレ】
アニメでは、特にファンタジー作品では幼女もとい少年のキャラはその幼い見た目に反して、最大級の戦闘能力を秘めていたり、性格ですら完成されていることがままあります。
そのためによく主人公の指南をしたり、鉄面皮だったり。ただし泥臭く戦わせるのはしのびなくなるためか、それか強大な力だけに消耗が激しい故か、彼らが主人公側について一緒に戦うケースは案外見ないもの。(ダークファンタジー系列は別として。)

▲ 従来の彼らの天才子どもなポジションはベアトリスがそれにあたる
そういう意味では幼女や子どもが多く、変わっているリゼロ。
外面はもちろん、境遇と7年間の自己卑下で性格が揉まれることなく幼いままだったレムはその筆頭で、スバルのために戦うことを厭いませんし、ルートによってはその至上となった愛を囁いて死ぬことすらあります。(web第三章39)
全てはスバルが一般人級だからですが、そんなリゼロだからこそ、ユリウス・ユークリウスは大手を奮って大活躍しているのかもしれません。

書籍版はキザキャラでコミカライズ版は美形キャラ

「ふぅ、服装に見合わない品性と態度だ。初対面の相手に見せる姿ではないな」

「ご忠告感謝だ」
▲ その仕草はやめなさい。(笑)
12話にて舞台を王都へと戻し、可愛くなっていたプリシラを始め、多数の新キャラが登場したリゼロ。筆者もそうですが、視聴者はようやく訪れた新しい展開にだいぶわくわくした様子。(*´∀`)(謁見の間的な集合シーンはいつ見てもいいね!)
そんな中、ユリウスはなにげに一番初めに現れた新キャラでした。色々と結びつけてみたくなるものです。うむ。

ラインハルトと並ぶと黄色い声が絶えないユリウスは、美形であり、いわゆるキザキャラというやつで、最近のアニメ作品では特に扱いの可哀想な種類の男性キャラ。
…とはいかないのが変り種のリゼロ。上にも書きましたが、男性主人公として常々言動がウザいと言われるスバルが活躍するのがリゼロなら、ユリウスが目下憂き目をみているキザキャラもとい美形キャラとして活躍するのもまたリゼロです。

▲ それでなくても、ユリウスの友人でもあるラインハルトが最強の剣士として従来の物語通りスバルの味方側に在りながら、ガラスの王子様っぷりも発揮しつつ活躍機会がそれほど多くないところを見て察する鋭い人もいるのかもしれない
最優の騎士の名は伊達じゃない
そんなユリウスは王選候補者の一人であるアナスタシアの騎士。その騎士かくあるべきな高潔さ、信念、そして実力と、団長を除き、王都の近衛騎士では騎士として最も優れていることから「最優の騎士」とも呼ばれています。(戦力的には頂点にラインハルトがいるので3番手。)

その信念は、気持ちと勢いだけでエミリアの騎士宣言するスバルに“騎士たる者かくあるべき”を静かに語りつつ、しっかりこてんぱんにのした上で、少し思い悩んでいたほど。(多分2クール目の最初の「引き」なのでしょうね。)
ユリウスの剣士としての実力は良い意味で最優の名に恥じぬもので、剣士としての戦闘力の優秀さはもちろんですが、魔法も扱え、エミリアと同じく精霊術師でもあります。

▲ キラキラは、キザキャラのあれではなく、準精霊たち
ただ、それは本職であるエミリアほどではなく、あくまでも【誘精の加護】により精霊から好まれやすいという程度。
悪い方での最優、つまり器用貧乏感はユリウスも自覚があるところですが、努力家で根っからの騎士らしいユリウスは、日々の鍛錬と、精霊との触れ合いを重ねた末、六属性もの準精霊と契約を結ぶに至り、彼らをまとった虹色の剣――「クラリスタ」は全てを斬り、いずれの属性の庇護をも打ち破るマナ破壊術式という特色をも備えています。
ユリウスとスバルの男同士の友情劇
ユリウスが人気キャラとして上位に食い込むのは、後々、真面目にユーリという偽名を名乗る可笑しくも微笑ましい部分もそうですが、やはり犬猿の仲だったスバルと戦いの中で友情を結ぶに至る熱い展開を見せるからなのでしょうね。

スバルは嬉しさと照れくささと葛藤しながら散々「俺はお前が大嫌いだ」と言いますし、ユリウスも「私も君とは友人になれるような気はなかなかしないのだから」と“ふっ”と笑って、その仲の悪さ(?)を崩しません。

スバルの方が明らかに素直ではないけど、フェリスからしてみればどっちも素直じゃない二人には、いわゆるベジータと悟空的な関係を髣髴とさせてくれます。スバルの介錯に躊躇い、取り乱し、説得するユリウスの姿もあったせいか、ユリウスがヒロインだと言う人もいたくらいです。(笑)
「こう言っちゃなんだが、長く続けてたいとは思わねぇな、この状況」
「まったく同感だ。頼まれても二度と遠慮したいものだよ」
それから、スバルが提案した意思疎通の魔法『ネクト』の極致で、ユリウスの痛覚がもたらされてしまう代わりにスバルの目を借りてペテルギウスの“見えざる手”を打開する、つまり、スバルがユリウスを見ている図を見ながらペテルギウスの見えざる手と戦うというまるでゲームのような戦闘シーン。ここはユリウスの最大とも言える見せ場ですが、同時にアニメでも2クール目の最終盤な盛り上がりどころでもあります。

「――俺はお前が大嫌いだよ、『最優』の騎士」
「―――」
「だから、お前を信じる。お前がすげぇ騎士だってことを、俺の恥が知ってるからだ。頼むぜ、ユリウス。――俺の全部を、お前に預けっからよ」
「ならば私は全霊で、それに応えよう――」
筆者は不遇がちなキャラが大活躍するのが大好きな性質なので、虹色の色鮮やかな剣筋含め、スバルとのやり取り含め、そしてこのシーンのある9巻の発売がおそらく放送までに間に合わないということで製作陣がweb版とどう折り合いをつけるのかも含め、どう仕上げてくれるのか、個人的に楽しみにしています。(紫髪も結構インパクトあるしね。)
「君の目で、私が斬ろう。――我が友、ナツキ・スバル」(web第三章79 『自称騎士と最優の騎士』より)
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