双星の陰陽師/12話感想 新キャラ『神威』登場!新章は開幕直後から大波乱の予感!?
2016/07/10
ようやく平穏な日常に回帰したと思ったのも束の間、新たな闖客が鳴神町を訪れる双星の陰陽師第十二話『勘弁しろし』のレビューです。
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2016/07/10
ようやく平穏な日常に回帰したと思ったのも束の間、新たな闖客が鳴神町を訪れる双星の陰陽師第十二話『勘弁しろし』のレビューです。
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すばるの特訓によって右腕の呪力制御を取り戻したろくろ。2年のブランクを取り戻すべく独力で修業に励みます。
一方その頃紅緒は健康ドリンクを製作中。けして魔女の秘薬の調合ではありません(笑)
ろくろにも特製紅緒汁を分け与えて下さる優しい紅緒さん。イッキ飲みしても何事も無い様なのでろくろも覚悟を決めて飲んでみますが…
ろくろ「苦い苦い苦い!辛い辛い辛い!臭い臭い臭い!あれ…ほのかに甘い?ぐはぁ!全部ひっくるめてやっぱり不味いぃぃっ!」
この惨状です(笑)もしかするとおはぎには丁度ほどよいビターテイストなのかもしれませんが。
紅緒の味覚に不安を覚えたろくろは食事当番を日替わり当番制にする提案を出します。なお本日の夕食はろくろ当番。美味いと言わせたら味の基準値をろくろに合わせる約束を取り付けます。
紅緒は夕方のランニングへ。お腹を空かせることでろくろの用意する夕食を美味しく食べようという心遣いです。なんだかんだと優しいお嫁さん(候補)ですね。
しかしそんな紅緒の前に一人の少年が現れます。
少年「うん…選ぶ権利は与えてやる。10数える間、待っててやるよ」
紅緒が禍野で出会った少年、双星の陰陽師を探す彼の口調は紅緒の知るあるケガレのものと全く同じでした。
その名は『神威』――かつて紅緒の目の前で両親を惨殺した仇敵(かたき)。
ケガレ「なぁ…どっちがいい?父親か母親、どっちかを助けてやる。なぁ選べよ人間の子供。10数える間待っててやるよ」
6年前、両親を捕えたケガレは幼い紅緒に対し両親の生殺与奪の選択権を与えます。
父の命と母の命、どちらか一つを選ぶなど幼い紅緒に出来るはずもありません。結局彼女の前で両親は殺されたのでした。おそらく人型に進化したのは両親の呪力を食ったからなのでしょう。
両親の仇である憎むべきケガレ――神威。彼を倒すために紅緒はこれまで厳しい修業を積み、技を研鑽して来たのです。
しかし今繰り出せる最強技『十六夜彼岸の舞』ですら神威にはまるで歯が立ちません。
そのあまりの力量差と自分の無力さの前に悔し涙を浮かべる紅緒。神威はそんな紅緒を見て嘲笑います。
再び紅緒に選択を提示する神威。紅緒はすっかり戦意を喪失し放心状態に。文字通り心の剣――闘志が折られ挫けた状態です。刻一刻と進むカウントダウン。
0の瞬間、横殴りの顔面パンチをモロ喰らう神威。飛び込んで来たのはもちろんろくろです。フルパワーの全力パンチで問答無用にぶちのめします。
紅緒に弁当を差し出すろくろ。「帰るのが遅いから冷めちまったじゃねぇか」とうそぶきます。
一方吹っ飛ばされた神威ですがまるで堪えた様に見えません。全力でぶちのめしたにも関わらずピンピンしている神威に戦慄を感じずにはいられません。
果たしてこの戦いの結末は――?
陰陽道本部に帰参したすばるの報告を受ける有馬。やはり裏で色々と画策している様子です。果たしてどこまで現在の状況を把握しているのか、実に気になるところです。
また円卓がほぼ空席状態でしたが(清弦も欠席)、他の十ニ天将は一体どこで何をしているのでしょう。士門の報告にあった「地下の第三階層で妙な動きがあったので」というフレーズも気になります。お歴々とはやはり他の十二天将のことでしょうか?
紅緒最大の窮地に助けにやって来たろくろ。実に少年マンガの主役らしいカッコいいシーンです。
でもいくら紅緒がボコられてるとはいえ、見た目は人な神威を問答無用でボコるのは直情過ぎませんかね(笑)照れ隠しにうそぶく姿も実に少年マンガで◎。
ろくろ「一緒に晩飯を食べるってのは大事な理由だろ」
紅緒「…うん」
悠斗との再会、すばるの修行など多くのイベントで二人の関係性の進化を地道に丹念に描いて来ました。その成果がこのシーンでしょう。
心が折れていた紅緒が実に素直に可愛く頷くこのシーン、共に大切な『家族』を失い、共に『家族』に憧れる二人。そんな二人がようやく食卓を囲む『家族』になったシーンと言えます。まだ、恋人同士では無いですけどね(笑)
難敵神威の前に大苦戦の予感。果たして逆転の秘策はあるのか?というか、双星を探す神威の真意は?やはり暗殺なのでしょうか。しかも仲間がいるような言動をしてますしね。
それにしても中ボスにしてはちょっと強過ぎませんかね。登場人物の中でも上位の強さの紅緒がまるで相手にならないって……星火寮の面々だと即死するレベルです(笑)
神威vs双星、激闘の次回が今から楽しみです。
(ごとうあさゆき)
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