クロムクロ/12話感想 高2の夏は『地獄』の夏!剣之介と由希奈の距離も大接近
2016/07/07
ドS監察官フスナーニの死と共にロングアームの鹵獲に成功した地球側。エフィドルグ研究も捗りそうな嬉し楽しい夏に突入です。青春真っ盛りの女子高生、白羽由希奈の夏は地獄で始まり地獄で終わる、そんなクロムクロ第十二話『黒部の夏に地獄を見る』のレビューです。
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2016/07/07
ドS監察官フスナーニの死と共にロングアームの鹵獲に成功した地球側。エフィドルグ研究も捗りそうな嬉し楽しい夏に突入です。青春真っ盛りの女子高生、白羽由希奈の夏は地獄で始まり地獄で終わる、そんなクロムクロ第十二話『黒部の夏に地獄を見る』のレビューです。
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楽しい夏休み前の最大の難関、通知表の配布に気分はメランコリックな由希奈嬢。成績の中身がこれでは仕方ありません。ちなみに10段階評価でこの成績はちょっとヤバ過ぎますね(笑)
ただ1学期前半より後半の方が成績が上がっているところを見ると(下段が前半、上段が後半?)、家で剣之介に勉強を教えていてやや向上したのかもしれません。
なお机の数が5☓5の25席、由希奈のクラス順位が23位なので、もしかするとビリは無くともブービー辺りの可能性も? 遅刻早退欠席日数が0なのは特例扱いなんでしょうね。少なくともヒドゥ襲撃時に1度早退してますし。
夏、ジオフレーム操者集中合宿のスタートです。体力的に二回りも三回りも劣る由希奈はいきなり体力的に大苦戦。
剣之介はさすが戦国侍だけあって難なく訓練メニューをこなします。涼斗は…まぁ、出来る範囲で頑張ってますね(笑)
ハードな訓練に食事も喉を通らず吐いてしまうヒロイン。うさぎ跳びといい、今回はP.A.WOAKSアニメあるあるの洗礼を受けまくりです(笑)
それを陰から優しくフォローするソフィーとシェンミイら女性陣の描写が良いですね。ソフィーが頑張る由希奈を徐々に認めていく描写が◎です。
内氣功で全身を活性化させ疲労を抜いてくれるシェンミイも口数は少ないですが良いキャラです。主に視聴者サービス的な意味で(笑)
それにしてもむっちりとした肉感的な作画、さすがはP.A.WPKSなだけはありますね。
あっという間に夏休みも終盤。見違えるようにたくましくなった由希奈。見守る剣之介やソフィーにも笑みが浮かびます。
由希奈の筋力トレーニングや最低限の軍事教練がお題目だったんでしょうが、どちらかといえば精神修養が真の狙いだったのではないかと思われます。
あれだけ苦しい訓練を耐え抜き乗り越えたんだから、多少の窮地はへっちゃら、冷静に対処するべし、ってのはどこの国の軍隊でも一緒です。極論を言えばアスリートもそうですね。
またクロムクロとガウス各機のパイロット同士の相互理解を兼ねての親睦会的な意味合いもあったのでしょう。口は悪いですがトムも良い兄貴分ではありましたし。
地獄の夏休みは終わり、いよいよ二学期が始まります――
剣之介「Yes,I can!」
今回は日常回、しかもコメディ色がかなり強めの回ということで剣之介の日常の様子が垣間見えた回でもありました。英語の成績に至っては由希奈以上であることが判明。古文など他の成績もそれなりに高そうです。
というか戦国時代後期~江戸時代の侍大将クラスは実際かなりのエリートクラスです。戦場以外でも立ち振舞いや学業や知識博学が求められるようになりました。(茶道などが発達し武将の間で広まったのもこの時期ですし)
ですから元々の素養はかなり高かったものと思われます。おまけにインプラント受けているとはいえ、クロムクロの操縦もこなしていますし。
スマホの操作もお手の物。カメラやGPSを使った地図アプリの利用スキルも現代人の由希奈より上回るほど。現代知識や作法に馴染むの早いです。
ちなみにエフィドルグの皆さんの会話で12話冒頭時点で剣之介が現代で目覚めてからわずか30日しか経っていなかったことが判明しました。なのでその前はコールドスリープ状態だった事を考えると、剣之介視点で見るとたった1ヶ月前まで戦国時代で暮らしていたんですよね。驚くべき順応速度です。
剣之介「…なんという仮装だ!けしからん!(カシャッ)」
順応し過ぎです(笑)完璧にスマホを使いこなす戦国侍を見る現代女子高生の眼差しが実に痛い。さすがの武辺者でも視線を躱すくらいです(笑)
一方日常生活が全く想像出来ないエフィドルグの皆さん。思うように地球侵攻作戦(というか要石奪還計画?)が上手く行かないので若干イライラ気味です。
ヒドゥに続きフスナーニまで連絡が途絶え、どうにも手詰まりの模様。やはりゲゾンレコ隊には円卓会議に参加する人間の数だけしか人員がいないのでしょうか。あと台詞の流れから察するに、どうやらフスナーニが死亡したことはまだ知らない模様。ですので生体反応のトレースといった技術は無いみたいです。
母艦に帰投する大型ジオフレーム。枢石の欠片を回収してきたそうです。
この部隊女性はミラーサだけかと思いきや、そうでは無かった模様。初めて台詞のあった戦士はどう聞いても女性声、もう一人女性幹部が存在していた、ということですね。
EDのキャスト表に名前が載ってないので名称は不明ですが(ヌェット?)、声質からするとどうやら新たな女戦士は結構歳若い感じ、しかもミラーサとはあまり仲がよろしくないご様子です。
Cパートでは落下するデブリ(宇宙ゴミ)に紛れ、彼女が単独で地表に降下しています。
恐らく密かに潜入し、人類に紛れてスパイ活動を行う計画なのでしょう。これはまさか彼女が富山に住み2学期からは制服を着て立山国際高校に転入する……というまるでラノベのラブコメみたいな展開になるのでしょうか?
ところで夏休みの間クロムクロが出撃した様子が見られませんでした。この休み期間中はエフィドルグの皆さんも安寧を求めて休暇中だったのでしょうか。さすが、空気が読める侵略者です。
そんな訳でゆったりとした日常コメディ回で終わった今回のクロムクロ。ラストはエフィドルグの新たなる作戦が密かに進行中、と気になる引きで終了。次の展開が楽しみですね。
来週で1クールの前半分が終了、7月からはOPとEDが一新されるそうなのでどんなビジュアルと音楽になるのかその辺りも要注目です。
(ごとうあさゆき)
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