クロムクロ/21話感想 激闘富山、黒部攻防戦!敵も味方も総力戦、最後の枢石の行方は…!?
2016/09/04
エフィドルグの母艦で数々の真実を見聞きする由希奈。彼女を救うために母艦に乗り込む剣之介。レフィル隊長に真実を問うムエッタ――様々な思惑が入り乱れる中、ついに最後の枢石を巡って大決戦の火蓋が切って落とされるクロムクロ第二十一話『牙城の落ちる日』のレビューです。
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2016/09/04
エフィドルグの母艦で数々の真実を見聞きする由希奈。彼女を救うために母艦に乗り込む剣之介。レフィル隊長に真実を問うムエッタ――様々な思惑が入り乱れる中、ついに最後の枢石を巡って大決戦の火蓋が切って落とされるクロムクロ第二十一話『牙城の落ちる日』のレビューです。
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無事地球に帰還、黒部研前に着陸するクククことクロムクロクロウ。由希奈帰還に沸く黒部研の一同ですが事態はさらに逼迫した状況になりました。エフィドルグ母艦が降下を開始、2時間後には黒部研に到達することが判明したのです。
急遽迎撃準備に入る黒部研究所。やはり由希奈の入手した情報やゼルのUSBの情報を精査、共有する暇も無さそうですね。時間的に鹵獲したロングアームやメデューサの書き換えも出来そうにありません。
一方母艦からは先遣隊が先に出撃。大量のヘッドレスや有人グロングルの投下が始まります。
別れの挨拶を交わすセバスチャンとソフィー。まさにここが正念場です。ソフィーはグラハム少佐の命令に従い戦闘部隊には合流せず退避組へ合流。
単座に改修され3機に増えたガウス隊がいよいよ出撃。
地球側はクククとガウスの4機のみ――対するは雲霞の如く押し寄せるエフィドルグ軍!
まさに総力戦の始まりです。激しい戦いを繰り広げる地球軍とエフィドルグ軍。
唯一空戦能力を備えるクククはやはりブルーバードとの高機動タイマンバトルに突入。高空から湖中まで縦横無尽に駆け抜けます。
シェンミィ操るガウス3はイムサ操るトンファー使いのグロングルと対決。
セバスチャンのガウス2はミラーサ操るスパイダーと対戦。
トム操るガウス1は研究所正門前で仁王立ち。押し寄せるヘッドレスをバッタバッタと斬り倒していきます。
技術的に劣るガウスは常に武器を補充しながら戦うスタイル。研究所敷地内のあちこちにガウスの予備兵装が仕込んであることから見て、以前から大規模な襲撃、あるいは決戦がここであることを想定していたのでしょう。その中には鹵獲したロングアームの超振動ブレード製の武器も!
イムサ「ナイオンの剣を己が獲物としたか。少しは遊べそうだな」
華麗な功夫と剣捌きを見せるガウス3号機。どうやら試作の1、2号機と違い、こちらは軍用にチューンされた模様。動きの滑らかさを見ても各部アクチュエーターやOSがかなりバージョンアップされたとみて間違いないでしょう。人型兵器として格段に良い仕上がりになっています。
しかしヘッドレスの数はあまりに多く地球側はジリ貧です。研究所内にヘッドレスやカクタスがどんどん侵入し、そしてガウス部隊も指揮官機グロングルとの性能差に追い詰められていきます。逼迫する戦況。
ついには善戦虚しくイムサ機のトンファーブレードによって大破するガウス3。
黒部研内部を蹂躙するカクタス。少佐と洋海はついに研究所からの総員退去命令を発令します。
カクタスによって次々とナノマシンをインプラントされてしまう研究所所員。たちまち口々に「エフィドルグに安寧を…」と呟くようになります。簡易的な記憶処置か催眠状態にされているといったところなのでしょう。
一方研究所から脱出したソフィー達は戦闘に巻き込まれ立ち往生している護送車を発見、閉じ込められていたムエッタを救出します。
そこに現れるスパイダー。ムエッタの姿を発見したミラーサはこれ幸いと命を奪いにやって来ます。とんでもない執念です(笑) ソフィー達の大ピンチ!
セバス「無傷でお帰しするわけにはいきません。一槍…御馳走差し上げます…!」
突如ガウス2がタックル! スパイダーを抑え込みます。度重なる激戦で既にボロボロのガウス2。セバスチャンはここで決意の行動を起こします――
スパイダーを巻き込み自爆するガウス2。セバスチャンは主人に対する忠義を行動で示したのでした…。
絶叫するソフィー。そんな彼女を乗せた脱出バスはトンネルに飛び込みます。トンネル入口は崩落、全ては暗闇に覆われて――
ついに最後の1機となったガウス1。撤退する所員達のしんがりを務めるかの様に奮戦していましたが所詮は多勢に無勢。
そこへクククが飛来、ガウス1を抱えて撤退するのでした――
まさに今回30分バトル三昧。黒部に強行着陸したエフィドルグ母艦からは謎の物体が富山一帯に射出され、大きな被害を与えます。なお画像は新築されたP.A.WORKS新社屋。容赦無く大破壊されます(笑)
打ち込まれたのはバリアーの発生装置か、あるいは完成体枢石へエネルギーを供給するための装置でしょうかね?
そして今回ついにムエッタが雪姫のクローンであったことが判明。色々考察もして来ましたがこの辺りやはりゼルが解説役になりましたね(笑)
まぁ今回ではまだムエッタが何人目だったのかは分かりませんでしたが、記憶のズレも含めてやはり現在の幹部陣は全員地球人かゼルの星の者の可能性が高そうです。
レフィル隊長は鎧のガタイの大きさからいって、ゼルの星の者の可能性も高そうな気も…あるいはゼル本人(クローン体?)の可能性も…どうなんでしょうか。しかしとなるとやはり真のエフィドルグ人の正体が気になるところです。
予想外の展開の早さで初戦を落とした地球側。最後の枢石と要石も奪われこのままでは超空間跳躍ゲートが開孔し、エフィドルグ本隊が来襲するのは時間の問題。まさに地球絶体絶命の大ピンチです。
しかし450年前にも似た様な状況になっているはず。それを食い止めた事実を知るゼルが味方にいるのがまだ希望です。また今回ダム湖に沈んだメデューサ、鹵獲したままのロングアームの存在が次回以降、地球側の反撃の鍵になるのかもしれません。セバスチャンの弔い合戦に剣之介や由希奈、ソフィーらがどう奮起するかも見物です。
激しさを増す最終決戦、第2ラウンドの反攻が今から楽しみです!
(ごとうあさゆき)
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