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アルスラーン戦記/カーラーンの息子はまさかの怪力男 タハミーネの娘と生活をともにしていた?【ネタバレ】

      2016/04/18

ザンデ
カーラーンが戦死するとまもなくヒルメスの元にやってきた息子のザンデ。声優はFF10のティーダ役やBLEACH黒崎一護役で有名な森田成一さん。

ザンデ2
多少ふっくらしていますが、すらりとした鼻筋などよく似ています。

ただカーラーンの知性はまだなりを潜めていて、若さゆえか、代わりに自信に溢れた野心が見られます。

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怪力男

アルスラーン一行とはぐれたダリューンとファランギース。
二人の武力と連携に逃げ出したルシタニア兵にザンデは一喝しつつ、威勢よく挑みます。

ザンデ5
「貴様に殺された父カーラーンの無念、このザンデが晴らす!」

この名乗るところ、正々堂々としていて根が温厚なところは父親譲りでしょうか。

ザンデ4
それにしてもこのパワー……! なんと言っても馬が辛そうです。(笑)

自身が最強なためか、あまり相手の武力に動じないダリューンですが、このときばかりはヒルメスの時以上に驚いています。大木を根っこから、しかも馬上で引き抜くくらいですからね……。

ザンデ_ダリューン
どちらかと言えば理知的な印象の強かったカーラーンからこの息子の威勢のよさ、膂力と考えると、ザンデはカーラーンのアンドラゴラスからも信頼厚かった万騎長の父親を誇りに思っていたのかもしれませんね。
あまり復讐心に捕らわれていない感じですが、それはザンデの性格か、この親子の特徴かもしれません。

そしてダランギースの助力もあり、ダリューンを討ち取ることができなかったザンデは、ダリューンの武将としての甘さから、見逃されてしまいます。

ザンデ6
大剣を放り投げたあたり、やはりまだまだやんちゃのようです。

ザンデは、今回は大剣でしたが、むしろ棍棒やメイスを得意としていますからその辺りの戦いぶりも含めて今後の登場が楽しみです。

戦死後にも重要なエピソード

決して安易な人物設定をしない、アルスラーン戦記の面白さと言いますか。
ザンデは、パルス軍に敗れたのちもしばらくヒルメスの右腕として活躍。やがてある将軍に殺され、それを知ったヒルメスが策略をもってしてザンデの復讐を果たすのですが、ザンデにはある美人ですがしたたかな女性と生活を共にしていた時期があり、この女性「パリザード」がタハミーネの娘ではないかという説があるのです。

原作は、永遠に未完ではないかと囁かれているくらいの数年単位のスローペース刊行なので、どうなるかは全く不明なのですが。


 - アルスラーン戦記

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