双星の陰陽師/22話感想 新キャラ珠洲は今風ギャル婆娑羅!? ケガレダンサーズvs戦え!清弦司令率いる陰陽戦隊!
2016/09/16
高校生になったろくろ達が禍野で出会った謎の少女・小枝(さえ)。そして時同じくして鳴神町に起こる数々の異変。
立ち込める瘴気によって倒れる人々、次々と姿を現すケガレの群れ――そして新たな婆娑羅の登場。街を救うために奔走する双星の陰陽師第二十二話『ケガれてんじゃ~ん』のレビューです。
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2016/09/16
高校生になったろくろ達が禍野で出会った謎の少女・小枝(さえ)。そして時同じくして鳴神町に起こる数々の異変。
立ち込める瘴気によって倒れる人々、次々と姿を現すケガレの群れ――そして新たな婆娑羅の登場。街を救うために奔走する双星の陰陽師第二十二話『ケガれてんじゃ~ん』のレビューです。
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圧倒的な瘴気に満ちた鳴神町、道に倒れる人々の異様な姿――そして道に溢れるおびただしいケガレの数々。この異常事態にろくろは繭良を清弦のところへ向かわせ、紅緒と共に瘴気の発生源を追います。
星装顕符《焔》を発動させ重奏陰陽術式星方舞装(アストラル・ディザスター)を放つろくろ。紅緒と共に次々とケガレを祓っていきます。
二人の圧倒的な戦闘力に思わず唖然とする繭良。これだけでろくろや紅緒の成長、繭良との力量差が描けているのが上手いです。
そして繭良の置いていかれた寂寥感も描けています。呪力だけなら繭良も相当なものなのですが。
繭良の連絡を受け緊張が走る司令部星火寮食堂。清弦は亮悟&遥のペアに街に出現したケガレ祓いと住人の保護を命じると、繭良・篤・慎之助の3人を引き連れろくろ達との合流を急ぎます。
片腕を失い十二天将を引退したとはいえ、陰陽師としてはやはり高レベル。実戦経験も豊富なので頼りになる現場指揮官といったポジションです。
小枝「れっつ、ご~!」
全員「えぇぇぇぇ!?」
出動する清弦の頭に載る小枝。一緒に出撃する気マンマンです。さすがに止めようとする繭良ですが「むしろ双星の近くの方が安全だ」というゴリ押し理論で清弦に言い包められます。どうやら清弦には何か深い考えがある様です。
そして一方、先行したろくろと紅緒は空中に浮かぶ謎の黒い穴を発見します。
そこに清弦率いる陰陽戦隊が到着、あの穴が『龍黒点』と呼ばれるこの事件の元凶、禍野と現世を隔てる結界に開いた穴であることが判明。穴を塞ぐに当って、まず手始めに作業の邪魔になる周辺のケガレの一掃に取り掛かります。
しかし次から次へと湧いて出てくるケガレの前にさしもの陰陽戦隊も大苦戦。やはり戦争は物量がものを言います。
ケガレに囲まれ窮地に陥る繭良。その時彼女を救ったのは、イマドキ風コギャルの姿をした謎の美少女でした。
美少女「あちきは珠洲でありんす…以後よろしくお見知りおきを」
ダンサーズ「そこんとこ、夜露死苦!」
ろくろ「…何時の時代の方ですか?」
自己紹介する『珠洲(すず)』を名乗る工口カワイイ謎のギャル…もとい、新たな婆娑羅。龍黒点の発生とは関係無く、たまたまそこに結界の穴があったので偶然こちらにやって来たと本人は語ります。どこまで本当かどうかは分かりませんが(笑)
珠洲「出て来てラッキ~面白いものを見つけたじゃ~ん♪」
本心かどうかは定かではありませんが、珠洲は今のところ陰陽戦隊と敵対する意思を全く見せず、むしろ小枝や双星に対して興味を示す言動を行い再会を予告して立ち去るのでした。
残された陰陽戦隊は早速結界を修復するための作業に入ります。龍黒点を閉じる作業を行う清弦。他のメンバーも次々と清めの呪符を発動させますが黒穴を塞ぐにはどうしても呪力が足りません。
先に呪力が尽きてしまう前に一気に決着をつけるべく共振を行う双星。レゾナンスで極大化した祓い清めの力で一気に穴を塞ぐことに成功です。
さすがの清弦もこれには驚きです。誰も見たことが無かった『伝説の龍黒点』だった訳ですから対策も手探り、逆に言えば双星の力が無ければ十二天将数人がかりでないと厳しかったに違いありません。
共振で極大化されているとはいえ、基本術の万魔調伏の術、祓い清める力で穴を塞げたのは僥倖といえます。
清弦「俺の推測が当たっているとすれば、いつまたどこの街に龍黒点が開くか分からねぇ」
これが何者かの仕業であることを薄々感じている清弦。元十二天将ですから、名前だけ出ている謎の婆娑羅『闇無(くらなし)』のことも当然知っているのでしょう。果たしてどんな婆娑羅なのでしょうか。
ろくろ「それなら…日本中どこに開こうと俺達が行って、全ての龍黒点を塞いでやる!」
清弦の懸念に力強く応えるろくろ。実に前向きで少年マンガの主人公らしい台詞です。副題の『列島覇乱篇』通り、日本を縦断してあちこち地方行脚する勢いですね。
とはいえ一歩間違えば紅緒と繭良と小枝の地方グルメ探訪記になりそうな気配もありますが(笑)
今回初登場した、恐らく新章のキーキャラの一人、婆娑羅の『珠洲(すず)』。従来のケガレや婆娑羅、いわゆる『陰陽師の敵』といったキャラ設定の概念を大幅に超えたキャラクター造形です。
ラップ『税金税金税金下げろ♪ 給料給料給料上げろ♪』
歌って踊れる婆娑羅『珠洲』、そして彼女(?)を取り巻き場を盛り上げる人型ケガレ・ダンサーズ『真蛇(しんじゃ)』。しかもこの真蛇、喋れて歌えるハイスペック、その上全員見事なプロポーションの持ち主。16話でケガレ堕ちした繭良クラスか、あるいはそれ以上ということでしょうか。
そういえば戦闘形態の珠洲のデザインはなんとなくケガレ繭良とも共通点があります。
珠洲「この世界も…結構ケガレてんじゃ~ん♪」
なお初登場時はケガレから逃れるため恋人を犠牲に自分だけが逃げようとした、まさに我欲に満ちた男を瞬殺。これだけ見ると「あれ?結構良い奴じゃ~ん?」と思ってしまうくらいです。
神威同様、独自のポリシーを持っている珠洲。観察と思索、哲学するという言動を重視してる様子が見られます。果たして今後ろくろや小枝とはどの様な絡みを見せるのか――そして闇無との関わりは? 動きも含めて要注目のキャラになりそうです。
いよいよ次回から本格的な日本縦断がスタートしそうな気配。珠洲の小枝への興味はつまるところ小枝の正体にも関わるでしょうし、後手に回った十二天将の反撃も気になります。そしてやはり一番のポイントは本筋となるであろう闇無の次の動きです。
禍野にいたこの謎の人影が闇無なのでしょうか。変な仮面にケガレとは思えぬ立派な格好をしています。果たして一体彼(?)の目的は…?
珠洲と組んでないとすれば、もしかすると珠洲の存在が双方にとってのイレギュラー、あるいはジョーカーになるかもしれませんね。
(ごとうあさゆき)
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