双星の陰陽師/26話感想 驚愕、婆娑羅も死ぬ!? 続々新キャラ登場、千々石と百道。そして深まるさえちゃんの謎!その正体は…?
2016/10/16
名古屋からさらに西へ向かうろくろ達一行。今回の双星陰陽師・第26話『双星VS双生』では婆娑羅・闇無によって龍黒点を封じることの出来る存在――双星の陰陽師のことを知らされた二人組の婆娑羅、千々石(ちぢわ)と百道(ももち)がろくろ達の前に立ちはだかります。
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2016/10/16
名古屋からさらに西へ向かうろくろ達一行。今回の双星陰陽師・第26話『双星VS双生』では婆娑羅・闇無によって龍黒点を封じることの出来る存在――双星の陰陽師のことを知らされた二人組の婆娑羅、千々石(ちぢわ)と百道(ももち)がろくろ達の前に立ちはだかります。
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これまで登場した婆娑羅とは決定的に異なる、物語初となる『双星の命を直接付け狙う敵幹部』がついに登場。
陰陽師側に伝わる予言――神子が禍野を滅ぼし平和をもたらす…そのことを知っていてもこれまで婆娑羅側は特に目立った行動を起こす素振りを見せませんでした。神子の両親となる双星を直接狙うことも含めて。しかし今回闇無の指示によって二人の婆娑羅が双星排除のために動き出します。
千々石と百道。元々は1体のケガレだったのが、突然変異で別れて誕生した2人(?)の婆娑羅です。2人共に助け合って生きてきたとあって、そのコンビネーションは実に息の合ったもの。進化前は蜘蛛状のケガレで人化した現在でも糸を武器として繰り出します。
外見的にはこれまでの婆娑羅と違い西洋風な燕尾服でお洒落してるのがポイントです。
攻撃力・防御力はさすがの婆娑羅級。成長したろくろや紅緒の攻撃はもちろん、レゾナンスを使った増幅攻撃もまるで歯が立ちません。
なお声の出演はSAOのキリト役などでおなじみの松岡禎丞。双子キャラを一人二役で実に個性的に演じ分けています。
闇無「我々の目的はただ一つ…禍野の解放…」
今回初めて語られた闇無。何気に喋ったのも今回が初めてです。目的の一端が垣間見えた訳ですが、龍黒点を使った禍野の解放とは一体どういうことなのでしょうか?
また気になるのは『目的遂行のため』と言いつつも、自身は表立って動かず、双星に対しても千々石と百道を煽ってけしかけるという策士っぷりな点です。表向きの計画と何か別の企てがありそうな気も…?
今回千々石と百道の罠にハマり禍野に誘き出されたろくろ達。窮地に陥った双星をとっさに庇った小枝ちゃんは謎の力を発動、婆娑羅の攻撃を完全に無効化します。
本人も驚いていたので無意識の行動だったのでしょう。初登場の時も、禍野の猛烈な瘴気の中でたった一人、光の中に微笑んで立っていた小枝ちゃん。その潜在的呪力は婆娑羅も驚くほどです。
果たして婆娑羅の力を消し去ってしまう程の力を持つ小枝ちゃんの正体は?
闇無「あの娘…婆娑羅の力を完全にはねのけた。あの力は…」
禍野からその戦いをこっそり覗き見していた闇無が驚いているくらいですから、さえの存在が婆娑羅側の仕掛けとは考えにくいでしょう。幼少ろくろが清弦と出会った際のエピソードを考慮すると、やはりろくろの出自と何らかの関係がありそうです。
窮地の双星達を救い出したのは突然乱入して来た十二天将達。闇無の姿を追って来た彼らに対し、ろくろと紅緒は助力を断り自らの力で婆娑羅との決着をつけることを望みます。
ここで一旦十二天将の紹介をしておきましょう。
嗎新(いななき あらた)、十二天将・太裳(たいじょう)。42歳と外見にそぐわず意外と老けています。清弦、鳴海、有馬とは同年代で仲が良い関係だそうです。
見た目に似合わず(?)、かなりのオタクでお気に入りの漫画は『魔法少女ボンボンビーナ』。仲間をおかしなあだ名で呼ぶ癖があるものの、十二天将の中でも特に切れ者……だそうです。
雲林院憲剛(うじい けんご)、十二天将・玄武(げんぶ)。26歳。守銭奴と呼ばれるにふさわしいお金大好き人間。いつもそろばんを持ち歩き、呪具として使用。同時に多くの仲間を守る技に秀でています。なお、戦闘の後に料金を請求することもアリ。根っからの商人。
水度坂勘久郎(みとさか かんくろう)。十二天将・青龍(せいりゅう)。27歳。いつも鼻水をすすっていてマスクを装着。普段は白衣を着ており陰陽師で医者。同年代の憲剛とは特に仲が良いそうです。
十二天将の助力を断り、自分達の力だけで戦うろくろと紅緒。そしてそれを正面から受けて立つ千々石と百道。最強のコンビの誇りと名誉を賭け、激突する双星の陰陽師と双生の婆娑羅。
紅緒「鎧包・白凛闘牙!」
ろく「喰らいやがれ!」
双星「玉兎暁哭山!」
双星ペアは『紅蓮流星拳(ろくろの拳)』からの『玉兎暁哭山(紅緒の蹴り)』のレゾナンス技コンボで婆娑羅ペアの隙を突きます。
千々石を庇い大ダメージを受ける百道。まさに高いコンビネーションが故に生まれた慢心。それが仇となった瞬間です。知恵を持った婆娑羅ならではの、心の隙を突いた見事な一撃!
一転、窮地に追い込まれた婆娑羅勢ですが、突然空中に龍黒点が発生。そこから腕が伸びて傷を負った百道と千々石を回収していきます。それはまさに今回の事件の黒幕、闇無の仕業でした。
探し求めていた首謀者の尻尾をようやく掴んだ十二天将は闇無を追って姿を消します。十二天将の皆さん、本当に今回は顔見せしただけの様で(笑)
きなこカーで再出発したろくろ達はさえちゃんの言葉に従い一路京都を目指します。果たしてその先に待ち受けるものとは…?
一方その頃、禍野では傷ついた百道を探す千々石の姿がありました。恐らく闇無の手により離れた場所に転移させられてしまったのでしょう。そして百道に迫るのは――
心臓とおぼしき器官(呪力の核?)を抉られ破壊されてしまう百道。百道の体はまるで枯れ木の様に風化し、あっという間に崩れ去ってしまいます。不老不死の様に思えた婆娑羅の衝撃的な死亡シーンです。
闇無「双星の陰陽師から受けた傷が致命傷となったようだ」
千々石「おのれ双星ッ…!」
しかもその百道の呪力を奪うって自らの物にするのではなく、千々石に与えて強化を図る闇無。果たしてその真意はどこに?
婆娑羅にも死があるという事実も驚きですが、直接手を下したのが同じ婆娑羅である闇無だという点。また結局双星や十二天将が婆娑羅を倒した訳ではなく、果たして通常の人間に呪力器官を破壊出来るのかどうかは不明のままですね。
それにしても復讐の鬼と化した千々石の次の行動が気になります。しかし千々石、百道の体に穴が2つ空いていることに気付かないのはちょっとアレですよね。やはり騙されやすいタイプなんでしょうかね(笑)
さてここで話題は変わってPS-Vita専用で発売されるゲーム版のご紹介。
ゲームは完全オリジナルストーリー、トレーラー動画を見た感じだと恋愛ADV+RPG風バトル要素を加味したゲームになる模様です。近いイメージで例えればサクラ大戦の様なテイストですかね? バトルはあそこまでかっちり作り込んでる訳ではなく、気軽にライトに遊べる感じになるのでは、と思いますが。
なんとこのゲームでは紅緒・繭良に加えて、新規に3人のヒロイン(キャラクター原案は原作者の手によるもの)が追加、5人の双星候補生――つまり5人の嫁候補から一人を選ぶという思い切った企画になっています(笑)
もしかして小枝ちゃんの謎もこのゲームで解ける……かも?
(ごとうあさゆき)
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