鉄血のオルフェンズ/27話感想 悪魔が空からやって来る! 鬼神と呼ばれる男ミカヅキを支える美少女2人。謎な三角関係の行方は?
2016/10/19
火星圏、順調に活躍の場を広げるオルガ率いる鉄華団とクーデリアのアドモス商会。しかしそれを快く思わない者達もまた存在した。
宇宙海賊『夜明けの地平線団』の襲撃。危機に陥る鉄華団。そのピンチに天空から一筋の流星が落ちてくる――機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第二十七話『嫉心の中で』の感想です。
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2016/10/19
火星圏、順調に活躍の場を広げるオルガ率いる鉄華団とクーデリアのアドモス商会。しかしそれを快く思わない者達もまた存在した。
宇宙海賊『夜明けの地平線団』の襲撃。危機に陥る鉄華団。そのピンチに天空から一筋の流星が落ちてくる――機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第二十七話『嫉心の中で』の感想です。
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宇宙海賊の襲来に応戦する鉄華団。海賊のさらなるモビルスーツの別働隊の出現に苦戦します。そこに衛星軌道上から降下してくる一機のモビルスーツ。
敵モビルスーツ部隊をたった1機で文字通り瞬殺するバルバトスルプス。まさに悪魔――鬼神と呼べる戦いぶりです。
圧倒的に強いバルバトス。これだけ強い主人公機だと、さぞ今度のガンプラも売れそうですね(笑)
犠牲者を出したものの、無事宇宙海賊を退けることに成功した鉄華団。しかし撃退したのは巨大な敵組織の一部隊に過ぎないことをオルガ達は知っています。いずれ来る全面対決、さらなる襲撃に備え鉄華団は迎撃の準備を整えます。
そこに現れるトド・ミルコネン。モンターク商会の使者――というよりギャラルホルンのマクギリス・ファリドの使いっ走りですね。オルガに海賊狩りを依頼するマクギリス。一体今度はどんな悪企みを考えているか――
一方その頃、ギャラルホルンは海賊討伐に月外縁軌道統合艦隊アリアンロッドの艦隊を派兵。セブンスターズはクジャン家当主イオク・クジャンを指揮官に派遣する力の入れ様です。
アリアンロッド司令ラスタル・エリオンの意思決定の裏には謎の男の存在がありました。多くの人々の思惑が渦巻く戦いの中に再び鉄華団は飲み込まれていきます――
今回取り上げるのは三日月・オーガス。個性的な歴代ガンダム主人公の中でも特に何を考えているのか分からない、クールタイプの主人公です。まぁ実際はあまりに感情の振り幅が大きすぎて何をしでかすか分からないカミーユより、よっぽど分かりやすい性格なんですが(笑)
愛称はミカ。小柄で幼い容姿をしていますが3度にわたる阿頼耶識システムの手術に耐える強靭な肉体と精神力を持ち、日常の鍛錬にも余念がない兵士のプロフェッショナルです。見えないところで黙々と鍛錬に励む影の努力家。
普段は寡黙で感情表現に乏しく、一見何を考えているのか分かりにくいと思われがちですが、しかし仲間や親しい者を想う気持ちはかなり強く、鉄華団の古参メンバーからの信頼はとても篤いです。
また一方で仲間に危害を加えようとする者を即刻排除しようとする、割と短絡的思考の持ち主。相手の事情や自身への非難をまるで意に介さず、敵には容赦無く引き金を引ける冷酷さすら合わせ持っています。
なお教育を全く受けていないため、知識や語彙・礼儀に乏しいことを自覚しており、敵対する相手の口上や演説を無視することもしばしば。ギャラルホルンの作法は割と古臭いので真面目な人ほど仇となってしまうことが多いです。
モビルスーツ・モビルウォーカーの操縦テクニックは鉄華団随一。ガンダムバルバトスルプス専属パイロットであり、鉄華団のエースパイロットでもあります。その戦果は敵や身内(主に新人)から悪魔・鬼神とも呼ばれるほど。
幼い頃から一緒にいるオルガと実の兄弟以上の深い絆で結ばれています。恐らくビスケット含めて3兄弟的な関係で、オルガのアクセル役が三日月、ブレーキ役がビスケットだったのでしょう。オルガからの頼みなら汚れ仕事だろうがどんなに危険な仕事だろうが、何でも率直に請け負い万難を排して達成します。
なお1期で農場を経営したいという夢を持ち、クーデリアから読み書きを教わり、本も読めるようになりました。
1期のラストバトルでバルバトスの性能を限界まで引き出すのと引き換えに、代償として右目と右腕の感覚を失いました。
ただし阿頼耶識システムでバルバトスと接続されている間は感覚が戻ります。OPの映像で気になるのはこの先も戦い続けることで、どんどんバルバトスに自らの体を贄として差し出すのでは?と思われるシーンが出ていることですね。
ある意味ガンダムシリーズにとって不可欠の存在、強化人間といったカテゴリーに属するタイプの初の主人公なのかもしれません。
クーデリア・藍那・バーンスタイン。メインヒロインであり、物語の軸の一つを構成する一人です。ハーフメタルの一次加工、流通を取りまとめるアドモス商会代表。火星の経済的独立を掲げ、未就労者への雇用提供や孤児の保護に奔走しています。
三日月にとっては戦うこと以外の『強さ』の象徴であり、彼女の信念を守るために戦うことが唯一オルガとは無関係の――三日月自身の意思の表れでもあります。
クーデリアにとっては三日月の存在は火星の今を象徴する現実の証。希望であり、戦う――生き抜く力そのものと言ってもいいのかもしれません。地球行の旅の中、アトラ共々一緒に三日月の胸の中で泣いたりと、素の自分をさらけ出せる数少ない相手です。
アトラ・ミクスタ。もう一人のヒロインです。鉄華団炊事係担当で、その他生活雑用面一般を取り仕切る、現在の鉄華団には無くてはならないメンバーの一人。
元々はクリュセの雑貨屋で働いていましたが、鉄華団旗揚げの際地球へ向かう三日月のために店を辞めて鉄華団に参加しています。今のところタービンズの名瀬の悪い影響を最も大きく受けた人物でしょう(笑)
一夫多妻ハーレムを形成する名瀬ファミリーのことを知り、「ああ、別に奥さんは1人じゃなくてもいいんだ」という謎発想に。当初はライバル視していたクーデリアですが『だったら2人で一緒に三日月の奥さんになればいい』という謎結論に。
なお今回お守りとして三日月とお揃いで持っていた自作のブレスレットをクーデリアのために製作、プレゼントしています。
オルガに連絡したマクギリスは夜明けの地平線団とアリアンロッドをぶつけるべく暗躍している様子。彼の野望実現のために鉄華団がどう利用されるのか、非常に気になるところです。
オルガ「元々あんたを信用なんてしちゃいない。だが引受させて貰いますよ」
マクギリス「ほぅ…疑いながら?なぜ?」
目的達成のために敢えて火中の栗を拾うオルガ。腹に一物持った者同士、目的のある者同士だからこそ、どこか通じ合っている部分があるのかもしれません。
今回の話の中ではテイワズの中にも成長著しい鉄華団のことを快く思わない者が存在することも示唆しています。今後鉄華団がどんな戦いの渦中に巻き込まれていくのか――その中で三日月がどの様な活躍をするのか、非常に楽しみです!
(ごとうあさゆき)
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