双星の陰陽師/27話感想 とことん繭良サービス回!兄弟子士門の妹弟子大特訓!意外な十二天将の素顔と過去
2016/10/24
日本中で開きまくる龍黒点。それを塞ぐために奔走するろくろと紅緒、そして十二天将達。
闇無ら婆娑羅の一団も暗躍し始め、それぞれの思惑が加速し交錯する――激しくも厳しい戦いの予感がする双星の陰陽師第二十七話『ひみつの繭良ちゃん』のレビューです。
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2016/10/24
日本中で開きまくる龍黒点。それを塞ぐために奔走するろくろと紅緒、そして十二天将達。
闇無ら婆娑羅の一団も暗躍し始め、それぞれの思惑が加速し交錯する――激しくも厳しい戦いの予感がする双星の陰陽師第二十七話『ひみつの繭良ちゃん』のレビューです。
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戦いの激しさが増していくその頃、鳴神町に残った繭良は留守のろくろと紅緒に代わり、星火寮の仲間達と共にケガレ祓いに奮闘する日々を送っていました。
龍黒点の爪痕は鳴神町にも大きく残っており、学校のクラスメイトも被害を受けていました。少しでも困っている人の力になりたいと、尽力する繭良。
そして繰り広げられるケガレとの戦い。しかしそこはまだ新人の繭良。戦いではどうしてもツメが甘く、毎回のように皆の足を引っ張ってしまいます。
そんな中、清弦を訪ね鳴神町にやって来た士門と知り合った繭良は、彼に頼み込んで修行をつけて貰います。
士門「チッ…あんたを見ていると本当にイライラしてくるよ」
繭良「えっ?」
士門「程度の低い覚悟や志しか持ち合わせていない。あんた…本当に清弦さんの娘なのか?結局あんたの足を引っ張って貶めているのはあんた自身だろ!」
厳しい修行の中、気弱で自信のない心を士門に見透かされる繭良。一体何のために誰のために戦うのか強くなりたいと願うのかと問われます。
そんな中、再び鳴神町に龍黒点が出現。現場に駆けつける繭良は友人である千由梨が避難に遅れ、取り残されたことを知ります。危険を承知で千由梨を助けに瘴気の中に飛び込む繭良。
千由梨を守るため上級ケガレである真蛇に一人立ち向かう繭良。自らを囮にして敵を引き付けますが逆に追い込まれてしまいます。
危機一髪のところを士門に救われる繭良。さすがは十二天将、格下の真蛇をあっという間に撃退し、龍黒点を塞いで事態を沈静化します。
その頃双星はさえちゃんの指示の元、一路京都へ向かっていました。そこに待ち受けるのは果たして…?
第1シーズンから出演していた数少ない十二天将の一人、斑鳩士門(いるかが しもん)。陰陽師の名門斑鳩家は分家筋の出身で、11歳の時点でケガレを祓うために必要な全ての術をマスターし、12歳で小隊長、そして14歳にして十二天将『朱雀』となった、まさに天才陰陽師です。
ちなみにろくろの2歳年上で現在は18歳、学校に通っていれば高校3年生ですね。
性格はクールかつクレバー。繭良の父親でもある天若清弦を師と仰ぎ心から尊敬しています。実際に教えを乞い、修行を付けて貰っていることから結果的にはろくろ・悠斗・繭良とは同門で兄弟子に当たる存在ということに。
そのため清弦が得意とする裂空魔弾も使いこなします。現在は朱雀の機動力と攻撃を駆使していますが、それが無くとも近接戦闘から遠距離支援までオールマイティに任務をこなすことが可能です。
今回繭良は士門から裂空魔弾を伝授され、早速実戦で使っています。術の飲み込みが早く潜在呪力も高い繭良はあっという間に使いこなすことに成功。残念ながら今回真蛇に対しては有効なダメージを与えることは出来ませんでしたが、研鑽を積めばかなり強力な使い手になりそうです。
士門の十二天将専用の朱色の霊符の名前は天翔顕符『朱染雀羽』。数少ない飛行能力を持った装衣。その機動力の高さは清弦からも十二天将随一とお墨付きを貰う程。
今回朱雀の呪符を使った専用術は出ませんでしたが、固有能力で羽根に当たる部分を分離し飛ばす、まるでファンネル――というかファングの様な高機動遠隔攻撃を使い文字通り敵を殲滅しています。
清弦「修行以前にまずテメエ自身の欠点を自覚しておかないとな…1つ、己の自身の無さが実戦での迷いを生んでいる…要するにビビりって奴だ」
士門「ううっ…」
清弦「二つ、何が何でもケガレを祓うっていう気概がねえ。要するにヘタレって奴だ」
繭良の特訓を通して今回は士門自身の過去を垣間見る構成。現在は強気で負けん気の大きい、自信に満ち溢れた性格の士門ですが、陰陽師に入門したての頃は実は弱気で意気地の無い、むしろ弱々しいのび太くんっぽい性格だったことが判明。メガネを含めて意外です。
清弦「三つ、これだけ言われても言われっぱなし。要するに腰抜けってヤツだ」
士門「はぁ…よく言われます…」
こんな性格が強気の自信漲る性格に矯正されたのですから、相当のスパルタ猛特訓を受けたのでしょうね(笑)現在の強い天才陰陽師を作り上げた訳ですから、そりゃ師匠として清弦をリスペクトし、心酔するのは仕方のないことかもしれません。
繭良の特訓に付き合ったのも、過去の弱い自分の姿を繭良と重ね合わせたから――もちろん師清弦に感謝して、娘である繭良に恩返しのお裾分け、といった感情もあったのでしょうが。
なお今回は繭良に風呂場で裸を見られて落ち込んだり、清弦と話しをしてて照れてたりと、繭良との特訓を通じても様々な表情を見せており普段はクール一辺倒な士門とはまた違った新たな面を見せています。
今後繭良との間の好感度フラグに発展するのか?その辺りも気になるところですね。
なお今回27話より第3クールに突入、新OP&EDに切り替わりました。
第1クールや第2クールの楽曲と違い、新OPテーマ『sync(歌:lol-エルオーエル-)』は映像含めかなりスタイリッシュ風味。ところで映像にはさえちゃんや婆娑羅勢が一切しない構成なのが逆に気になってしまいますね。
次回はいよいよ陰陽師の本場京都に乗り込む双星の陰陽師。果たしてさえちゃんと有馬の出会いが何をもたらすのか?実に気になるところです!
(ごとうあさゆき)
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