双星の陰陽師/29話感想 まさかの有馬死す!? 闇無の猛攻に京都はケガレが大蹂躙!さえの正体もついに判明!
2016/11/07
日本中で活動する十二天将、そして婆娑羅。その戦いはさらに激しさを増し、双星の戦いもより厳しいものになります。
熊野で婆娑羅・鬼無里(きなさ)の罠に陥ったろくろ達ですが、現れた天馬の助けによって窮地を辛くも脱出。鬼無里を倒し一路京都へ向かう双星の陰陽師第二十九話『さえとの約束』のレビューです。
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2016/11/07
日本中で活動する十二天将、そして婆娑羅。その戦いはさらに激しさを増し、双星の戦いもより厳しいものになります。
熊野で婆娑羅・鬼無里(きなさ)の罠に陥ったろくろ達ですが、現れた天馬の助けによって窮地を辛くも脱出。鬼無里を倒し一路京都へ向かう双星の陰陽師第二十九話『さえとの約束』のレビューです。
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ついに京都に到着した双星達御一行、久々の故郷とあっれウキウキ気分の紅緒さん。彼女の案内で京都観光を楽しみます。
街を歩く着物姿の女性を見て着物に興味を示すさえ。ろくろの発案で着物を着ての京都観光をしようとするのですが……
突然有馬からの電話。そこでろくろ達は龍黒点の発生を完全に止める方法が見つかったとの連絡を受けます。
ろくろ「遊びに行くのは龍黒点のことが終わってからにしよう。終わったらさえの行きたいところどこでも連れていってやるから」
さえ「どこでも?」
ろくろ「あぁ!」
紅緒「約束」
さえ「うん、約束ね!」
さえとの約束を交わすろくろ。指切りをするさえと紅緒――24話のライオンさんとの約束を思い出させる1シーンです。
ひとまずさえを連れ、有馬の指示通り陰陽連本部へと向かう双星一行。しかしそこで待ち受けていたのは驚くべき真実でした…!
双星が陰陽連本部に向っていた頃、既に闘いのゴングは鳴っていました。龍黒点を防ぐ策を用いられることで己の計画に支障が出ると考えた闇無がまさかの有馬強襲に打って出たのです。
陰陽連本部の警戒厳重な結界をことごとくすり抜け、闇無は不意打ちの瞬殺で有馬を葬り去ります――!?
しかしそれは式神による影武者、有馬は闇無に対して罠を仕掛けていたのです。強力な式神を従え逆に攻勢を強める有馬。闇無を禍野へと追い詰めます。
土御門有馬(つちみかど ありま)。全国の陰陽師を束ねる組織、『総覇陰陽連』の最高位・陰陽頭(おんみょうのかみ)を務める人物です。
若干(?)性格や素行に問題はありますが、全ての陰陽師を統べるだけあって相当な力を持った人物です。
その力は婆娑羅と互角。まさに十二天将クラスと言っても過言ではありません。しかし性格はかなりのミーハー気質というか、ぶっちゃけチャラい系。グラビアアイドルの写真集を士門に見せびらかせて困らせたり、わざとろくろを怒らせたり、若年層に必要以上に絡む習性があります。
なおろくろとは初対面時にパンツ1丁の半裸姿だったため、2年経った今でも『変態パンツ男』のアダ名で呼ばれています(笑)
有馬「残陽炎来喼急如律令。月下氷塵喼急如律令――双天無幻腕、今度はこちらから行くよ!」
ろくろと紅緒を双星にしたのは彼自身の祈祷(予知)によるもの。言動の端々から彼らの間に生まれる『神子』がケガレとの戦いを終わらせると心の底から信じている様子が伺えます。
これまでろくろと紅緒の2人には、その仲を取り持つため新居を用意したり、成長や絆の発展を促すために数々の試練を与えたり、色々と裏で画策しています。
また2年前には巨大な災厄が訪れることを予知し、双星に十二天将を超えるべく修行を積むよう促しました。
その巨大な災厄とやらが現在起きている龍黒点事件なのか、それともこれがその始まりなのか――その辺りは今のところ不明です。
呪力を尽くして戦う有馬と闇無。その闘いは仮面を砕かれ呪力を大きく損なった闇無が追い込まれた様に思われましたが……
有馬「これは…セーマン!?」
闇無「輝くばかりが星ではない。闇に潜む星もある」
有馬「チッ!呪力が…!?」
闇無「陽の呪力を飲み込む闇だ。呪力の高い陰陽師ほど力を失う」
呪力を失ったかの様に見せかけたのは闇無が有馬に隙を作らせるための罠でした。
晴明紋『セーマン』――五芒星の呪印によって作られた星の光の中に飲み込まれてしまう有馬。陰陽師の象徴である晴明紋によって敗北を喫する――まさかの指導者を失う展開! その生死は果たして!?
また五芒星の呪印を使う闇無――まさかこの婆娑羅の正体はもしかして元陰陽師なのでしょうか?
一方有馬の危機を知らない双星一行はさえの案内の下、陰陽連の本部の地下深く潜り込んでいました。
その天御柱の麓では結界の修復作業に当っていたすばる達と合流。そしてすばるの口からさえの正体が明かされます!
すばる「あんたがさえちゃんやな。おかえりやす」
ろくろ「おかえりって、どういうことだよ?」
すばる「言葉通りの意味や」
さえ――『小枝』とろくろが偶然名付けたその少女は、まさにその名が示す通り『天御柱』の『枝』だったのです。闇無によって傷付けられ、折られてしまった枝は人化し、禍野でろくろ達と偶然(?)出会ったということらしいです。
そして天御柱の結界を元に戻す方法、それはさえを元の枝として天御柱に返すこと――しかしそれは同時にさえとの別れを意味していました……
果たしてろくろ達の選択は?そしてさえの行動は?
今回いよいよ自ら動き始めた闇無の手によって物語が大きく動き出します。本来ケガレや婆娑羅は現世ではまともに活動が出来ない(石になってしまう)はずが、闇無は短時間ですが現世で活動している様子です。
恐らくは瘴気を身に纏うなど何らかの手段を用いて保護しているのでしょう。しかしそれを加味しても結界の大元にある陰陽連本部内や天御柱の麓に転移穴を出現させ、有馬を刺したり枝を折ったり――婆娑羅とはいえ、とても普通では考えられない力を示しています。
婆娑羅・千々石の憎しみを双星に向け煽るなど、搦め手の行動も多く、今ひとつ何を考えているのか分からない点も不気味です。
しかし京都の上空に開く巨大な龍黒点。溢れ出す瘴気と大量のケガレの軍勢。恐らくこれまで登場した婆娑羅も集合してくることでしょう。それに対抗するは集合命令のかかった十二天将。そして双星。
しかし陰陽頭を失った十二天将がどう纏まり、どう立ち向かうのか。また結界を元に戻すためにさえを犠牲にするのか? それを闇無が黙って見ているはずもなく、まさに大激突とクライマックスの予感がします。
これまで十二天将が今一つ活躍をしきれていない印象があるので、これからの戦いでぜひ巻き返しを計って欲しいところですね!
(ごとうあさゆき)
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