すみだ水族館/クラゲ尽くしの水族館 クラゲ万華鏡トンネルって?
東京都墨田区にあるすみだ水族館。東京スカイツリーの根元、スカイツリータウン内にあるということで、人気で定番の水族館ですが、人ごみの多さに驚いた人は多いはず。
僕もその一人ですが、もっと驚いたのは、すみだ水族館の「クラゲ率の高さ」でした。
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東京都墨田区にあるすみだ水族館。東京スカイツリーの根元、スカイツリータウン内にあるということで、人気で定番の水族館ですが、人ごみの多さに驚いた人は多いはず。
僕もその一人ですが、もっと驚いたのは、すみだ水族館の「クラゲ率の高さ」でした。
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まず入ると、館内へと続く通路があります。さっそく海の中にいるかのようなブルーの照明のおかげもあって、期待感・わくわく感がいい感じに煽られます。
最初に現れたのは横長の水槽。中にいるのは熱帯魚たちと鬱蒼と茂る水草。
すみだ水族館はまず、ネオンテトラやエンゼルフィッシュ、タイガープレコなど、馴染み深い、懐かしい小魚たちを見せてくれます。
それから。
一面に広がるクラゲです。
悠々自適に遊泳しています。不思議な生き物です。
この赤くライトアップされた水槽とクラゲを見ていて、エヴァの綾波クローンたちが死んでいくシーンを思い出してちょっとひやっとしてました。丸い傘もそうですが、クラゲのどこか神秘的でありながら内包している無機質感というか僕らに対する無関心な感じが、綾波とあのシーンを彷彿とさせたのかもしれません。
そう見る機会があったわけでもなかったので、壁ごとにクラゲの水槽がありましたが、どれもしみじみ見てしまいました。「ラボ」という名前の通り、研究施設の雰囲気があります。
名前の通り、薄く長い触手の残滓が「幽霊」を髣髴とさせるのですが、果たしてこの触手は繋がっているのか、それとも単なる「跡」なのか、しばらくじーっと眺めていました。このクラゲは実は世界で一番大きくなるクラゲなのだそうです。
このクラゲはなぜか一箇所に群がっていて、一匹だけはぽつんとプラ板の後ろにいました。クラゲは95%が水分で、考える力はない生き物なので偶然にくっついて触手が絡まってしまったのでしょうね。閉館時や開館時に、係員が棒などで軽くつつくなどしてばらけさせるのでしょうか?
この色素の濃いタコクラゲですが、正直、色が違うのもあって、タコと似ているかどうかは微妙なのですが、よく見ると触手が8本あります。どのタコクラゲでもこれは同じで、だからタコクラゲなのですね。
正式名カラージェリーフィッシュ。このブルージェリーフィッシュという名前は、別の色が見つかる前につけた名前だそうです。このえのきのようなクラゲは、全く触手を動かして泳ぐことはなく、常に底に落ちていってぽよよんと跳ねる感じがとりわけ印象に残りました。
先に進むと、今度はクラゲの成長段階毎に水槽を展示していました。本当にクラゲ尽くしです。何でもクラゲには「癒し効果」があるそうで、専用の展示ブースをつくる水族館が増えているのだとか。日本人のストレスは極限の域にまで到達しているのかもしれません。
一応クラゲの反対側にカサゴやハリセンボン、密かに絶大な人気を誇っているダイオウグソクムシなどの魚たちがいたのですが、絵画の美術館みたいに四角く切り取った水槽でこじんまりとしているので、僕はちょっとかわいそうに思ってしまいました。たぶん、クラゲの展示風景に合わせているのだと思います。
それからはクラゲたちはいなくなり、従来の大型水族館に見られるような魚たちの独壇場です。水族館入り口からクラゲの展示場が終えるまでは一本の道で、レジに並ぶみたいに、見終えたら進み、見終えたら進みの繰り返しで並んで見ていた人たちがさっとばらけていきます。
そこに広がる吹き抜けスペースにはペンギンがいて、近くで眺めることができます。僕の行った6/20には、ペンギンの赤ちゃんが見れるようで、やはりというか、主に親子連れが長い長い列を子供をあやしながら並んでいました。(ぶっちゃけ並ばなくても、並んだ先の赤ちゃんペンギンの見える窓を立って隠している係員の隙間からでしたが、ちらりと見ることができました。ふさふさでした)
吹き抜けの6F部分にはスクエア型の水槽がいくつかあり、水槽の大きさからしてみればちょっと寂しい感じにイシダイやベラなどの魚がぽつぽつと泳いでいました。そこはとくにチンアナゴの水槽の人気っぷりがすごく、砂一面にいるチンアナゴ、そして水槽の上部には何もいない水槽の様子も異様だったけど、水槽の周りにたくさんの人が群がり、砂から頭の先をちょこんと出しているチンアナゴを可愛いと言い合い、にょろにょろと長すぎる体を伸ばしていくたびにスマホのシャッターの切る音がやみませんでした。水族館の小さくて新しい人気者だなぁと思いました。
5F6Fに設置という構造上仕方がないとはいえ、こじんまりとしていて、金魚を夏の露店みたいに展示していたり、美術館のような雰囲気もあるすみだ水族館ですが、吹き抜けスペースを降りていくと、従来の水族館に見られるような大きな水槽もあります。
深さ6mのそこには雑多な魚たちが悠々と遊泳していて、椅子に座ったり、水槽にぺったりくっついて眺めている子供など、水族館ではよく見られるお客さんの様子とともに先ほどのこじんまりとした展示場とはうってかわって悠々自適に泳いでいる自然な魚たちの姿を見ることができます。
ある程度回り終えて、あとはどこを見ていないんだろうと相方と喋りながらうろうろまわっていると、入り口同様にブルーの照明に彩られたトンネルがありました。なんだろうと思い、左右の赤い窓を覗いてみたら「ヤツ」がいました。
トンネルは5Fと6Fをつなぐスロープになっていて、壁と天井の3面には、四角や三角など多数の鏡を敷き詰めてあります。そして壁に一定の間隔で空いている四角い穴の中に赤く照らされたクラゲたち。これがクラゲ万華鏡トンネルです。なんでもクラゲの神秘的さもあいまって、万華鏡と合わせ鏡の中を歩いている不思議でロマンチックな体験ができる展示となっているのだとか。
僕はどちらかと言えば大きな水槽に入っている魚群の群れを見上げたりぼんやり眺めたり、魚の名前や種類を思い出そうとして考え込んだりという従来の子供じみた水族館の観覧方法が好きで、すみだ水族館もてっきりそれに属する水族館だと思っていたので、「またクラゲがいるよw凝ってるな~」くらいにしか思わなかったのですが、相方は結構お気に入りだったようで、テンションがあがってました。クラゲ万華鏡トンネルは、とくに女性にうける展示なのかもしれません。
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