双星の陰陽師/32話感想 ついに動き出す闇無率いる婆娑羅軍団!果たして陰陽師側の反撃は?珠洲が取る謎の行動の意味は…?
2016/11/30
決戦の地・京都から鳴神町に帰って来たろくろ達。きなこはさえとの思い出から紅緒との出会いを追想し、消えた少女に想いを馳せて涙します。
さえとの思い出、これまでの戦いの過去を糧に、さらに前に進むことを誓い成長する双星の陰陽師第三十二話『混沌の中に』のレビューです。
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2016/11/30
決戦の地・京都から鳴神町に帰って来たろくろ達。きなこはさえとの思い出から紅緒との出会いを追想し、消えた少女に想いを馳せて涙します。
さえとの思い出、これまでの戦いの過去を糧に、さらに前に進むことを誓い成長する双星の陰陽師第三十二話『混沌の中に』のレビューです。
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これまでの戦いで悠斗や婆娑羅達に苦戦し、間近で十二天将の強さを垣間見たろくろ達は自分達の未熟さを思い知らされます。
今よりももっと強くならなければならないと考えたろくろは雛月寮跡地へのお参りを済ませると師である清弦と話をするため星火寮へ向かいます。
紅緒と共に星火寮を訪れるろくろ。ずっと心の中にあった疑問と向き合い、さらに前に進むため、ろくろは自分自身の記憶にある以前の話を聞き出そうとします。
清弦「俺は拾ったんだよ。10年前に、禍野でな」
紅緒「なっ…!?」
そろそろ知っておいてもいい頃合いだろう――そう重い口を開く清弦。そこで語られた真実はろくろが薄々感じていたことでした。さえとの共通性。一体自分は何者なのか、大きな疑問と不安に戸惑うろくろ。
紅緒「ろくろは…ろくろ。上から読んでも下から読んでもろくろはろくろ…」
そんな悩みを抱えたろくろに紅緒は優しく言葉をかけます。もう完全にグッドパートナー…というか気分は奥さんですね(笑)
一方その頃消息不明になった有馬を探し、手分けして禍野を捜索する十二天将達。また京都決戦では全く動きを見せなかった婆娑羅連合もいよいよ動き出します。
千々石「百道…見ていてくれ。お前の無念は必ず晴らすからな!」
山門「ふはは…大した術だ!いくらでも呪力が湧いて来るぜ! 十二天将の首を揃えて闇無への手土産にしてやるかぁ!」
師「もっともっと呪力を食さねば。極上の美味しい女にならねばならぬからのぅ…」
このタイミングでなぜ…? 彼らが雌伏の時を終わらせた理由も引っ掛かりますが、どんな行動を起こすのでしょう。
そして沈黙の陰陽頭代行――
そしてろくろ達の前には婆娑羅・珠洲が突然姿を現します。もちろんいつもの真蛇ダンサーズを引き連れて。
紅緒「お前はここに何をしに来た?」
珠洲「何しにって?きまってんじゃ~ん?君達双星の陰陽師の様子を観察しに来たんじゃ~ん」
ろくろ「何だと!?」
珠洲「あの子が天御柱の枝に戻っちゃって、もう少し落ち込んでるかと思ったけどぉ…元気で何より何より♪」
さえの正体を知っていたりなど、相変わらずその言動は不可解極まりない珠洲ぴょん(自称)。しかもどうやら上記にあった闇無率いる婆娑羅連合の動きとは連動してない様子です。では一体何を考えて行動しているのでしょうか?
ろくろや紅緒はそんな婆娑羅の目的を珠洲に問い質しますが、珠洲はのらりくらりと問いに問いで返します。そんな珠洲の問い、君は自分が何をしたいのか分かっているのか?――その返事に窮するろくろ。
珠洲「つまり、み~んな悩んでるんじゃ~ん♪」
哲学する婆娑羅とはよく言ったものです。彼女の欲望は考えること、なのかもしれません。
珠洲「情状酌量の余地はなし! 今、地獄の門は開かれたッ♪ welcome to my heart♪ welcome to my home♪ さあ言い残せ懺悔するがいい! 地獄の門は今開かれた♪」
そしてそのままそもさん説破の流れから歌って踊り出す珠洲ぴょん&真蛇ダンサーズ。まぁいつもの行動といえばいつも通りの行動なんですけど、ろくろにキスしたりと相変わらずやりたい放題です(笑)
突然のデスメタルに呆然&あっけに取られるろくろと紅緒。しかし紅緒さんの思い切った行動によりなぜか全員一緒に踊ることになってしまう展開に……
観念して踊り狂うろくろにきなこ。みんな悩む。悩むからこそ今は全てを忘れてLet’sダンシング!陰陽師も婆娑羅も式神も真蛇も仲良く踊ります。なんだこれ(笑)
珠洲「さらば!また会おうじゃぁ~ん♪」
気持ち良く踊りまくって満足した(?)珠洲はその場を立ち去ります。…本当、一体何しに来たんでしょうね…?(笑)
これまでずっと思わせぶりの発言をしてきた闇無。今回は有馬との戦いでダメージを受け、ひびの入った白仮面に代わって新たな仮面を製作します。光るギミックを搭載した荒れ狂う黒仮面を被り、ついに本格的な現世侵攻の開始を告げます。
果たしてどの様なアクションを起こすのか。またそれに対抗する陰陽連の反撃は?
多くの謎を抱えたままいよいよ新章『天地鳴動篇』がスタートします。今回はまさにサブタイトル通り、『混沌の渦中』にある状況でしたが、次回からどの様な戦いが繰り広げられ、またろくろ達がどの様な成長をしていくのか――非常に楽しみです。
また今回は作画のクォリティ面も非常に高く、全体的に紅緒や珠洲の表情の細かい変化が素晴らしかったですね。スタッフの繭良スキーが珠洲スキーに相当移った?な感じもしましたが。ぜひ次回以降にも期待したいです。
(ごとうあさゆき)
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