ドリフターズ/11話感想 信長と明智光秀、与一と源義経、豊久と土方歳三、サンジェルミの作戦とは!?
2016/12/29
国を売りに来たと告げたサンジェルミ。前回の様子から何やら作戦も手土産にやって来たようなので、今回は作戦会議か、オルテに潜入計画かと思ったら…。堂々と突入&戦開始ですw そして、タイトルがまた素敵すぎますね!
それでは、さっそくですが、第十一幕「ピストル大名の冒険~火縄銃数え歌~」の開幕です!
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2016/12/29
国を売りに来たと告げたサンジェルミ。前回の様子から何やら作戦も手土産にやって来たようなので、今回は作戦会議か、オルテに潜入計画かと思ったら…。堂々と突入&戦開始ですw そして、タイトルがまた素敵すぎますね!
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サンジェルミの派手な馬車で堂々と首都に乗り込む一行。先導のアレスタは警備のオルテ兵に対して、見かねたサンジェルミ伯が戦に加わる、オルテを救うと告げ門を開けさせます。嘘は言っていませんね。敵サイドですが(;´∀`)
オルテの首都は疲弊した様子。すぐに奪わなければと信長達は話します。
時は戻って、ドワーフ領。サンジェルミが立てた作戦は首都を直撃するクーデターでした。素早く国を手に入れるにはこの方法が良い、全部手引きすると宣言したサンジェルミ。そして、戦力の確認も兼ねてドリフ達に名前を尋ねます。豊久達のことをちゃんと知っていたサンジェルミ。豊久達から見て未来の人とは言え、私でも豊久の名前を知らなかったのに…。サンジェルミの情報力、恐るべしΣ(・ω・ノ)ノ
そして、豊久に関ヶ原の戦い後を知りたいか?と尋ねたサンジェルミに伯父を逃がしたから何百年かかろうと徳川を倒しているはずだと言い切る豊久。敗走し瀕死でこちらに来たにも関わらず味方の勝利を信じる豊久に動揺するサンジェルミ。サンジェルミがどこまで知っているかわかりませんが、現実の歴史では最終的に薩長同盟が徳川幕府を倒した形なので、ちょっと鳥肌が立ちました((((;゚Д゚))))
そして場面は馬車に戻り、サンジェルミを何で信じたかと信長に問う豊久。信長の答えは、サンジェルミのような人間は恨みやしがらみが無く、裏切りの動機が利益なら誰かを裏切っているうちは信用できると説明します。しかし、服装も中身も変態だと笑う豊久と信長、その声は全部アレスタに聞こえていて…。
最高権力者が集まる会議を招集したサンジェルミ。その会議の場でオルテ帝国の権力者に向けて、閉店のお知らせを告げます。ドリフが作った国を半世紀貸したけどもうダメそうだから返して貰う。これからは豊久を頭に新しい国作りを頑張ります。長らくご愛顧ありがとうございました。と。もちろん納得しない権力者達はサンジェルミを捕らえようとするも、衛兵は与一達が始末した後でした。
その状況に、サンジェルミを支持すると寝返る権力者達、しかし様子の違う者が…。その者は黒い力に操られ、国の王は黒王、人間殲滅の為に力を貸す、黒王にひれ伏して従うと言い始めます。黒王もオルテ帝国を盗りに来たということですね(*゚д゚)
人間を操っていたのはラスプーチンでした。「ENDSになったか」とラスプーチンに怒鳴るサンジェルミ。まだそんな格好をしているのかサンジェルマン伯と言うラスプーチン。
ここで2つの事実が!! サンジェルミのモデルはやはりサンジェルマン伯でした!(詳しくは前回を参照ください) そして、ラスプーチンはENDSに寝返ったドリフターズでした((((;゚Д゚))))
「お前の思い通りになると思ったら大間違いだ」とお互いに睨み合うラスプーチンとサンジェルミ。そこへ合流した豊久達。嫌がらせの類いで兵を入れさせてもらったと話すラスプーチンの合図で、黒王軍の兵隊が部屋に突入して来ます。その兵隊をあっと言う間に斬り捨ててしまった豊久。
そして、豊久を皮肉も込めて称えるラスプーチンを無視して、ラスプーチンが操っていた人間をボコボコにする豊久。その様子を見た信長は、豊久は敢えて空気を読まないように訓練されている。この行動は策士には応えるとニヤリ笑いを浮かべます。豊久の行動に冷や汗を流すラスプーチンに詰め寄ったのは…。
策士VS策士の心理戦が始まります。
敵の前で冷や汗をかいたら終わり、こうやって笑っていなければと悪そうな笑顔(どや顔)を見せつける信長。そして、ラスプーチン達に対して、感謝を伝えます。黒王の脅威がこれで国民に伝わり、黒王から救うドリフの構図ができ大義名分の下、国が盗りやすくなると。
悔しい表情のまま消えたラスプーチンは状況を土方に伝えます。合戦は予想外が起こるのが当然、オルテは俺が盗ると宣言する土方。オルテ侵略する黒王軍の指揮官は土方のようですね! そんな土方に黒王は告げます。盗れないと判断したら壊せ、ドリフに渡るならより多く傷つけ、より多く壊せと…。
一方、黒王軍相手に戦をすることになった信長は地図で街の状況と戦力を確認します。どや顔に相当する戦をせねばとw ドワーフ200、エルフ200が連れてくるのは限界だったと話す信長に、サンジェルミ軍は500の少数精鋭だと話します。大領地なのに軍が少なすぎるとキレる信長、そこへサンジェルミの軍が到着します。
選りすぐりだから少数、サンジェルミの言葉の意味は「男の番の軍」でした。しかも何故か上半身が裸…(´・ω・) しかし、よく鍛錬された様子の兵隊に満足そうに笑う豊久。突貫で作った100丁の銃と、突貫で訓練した銃兵がどこまで通用するか…。いよいよ戦が始まります!!
全軍の前に立つ豊久は、敵は皆殺しにすると叫びます。勝てないと気づいたら逃げるのでは?と異を唱えるサンジェルミに、何でも知っているが、戦はダメだなと笑う信長。信長は、盗れないなら国を壊すだろうと黒王の思考を読んでいました。そして、豊久の気合いの一声で皆が持ち場に着きます。
3人の通信の中継をすることになったオルミーヌ。さっそく信長は水晶の使い方を考えたようです。現在の通信指令室みたいですね( ´∀`)b この水晶をもって桶狭間くらいからやり直したいなという信長の気持ちも分かります。
銃をもったサンジェルミ軍は信長の指示の下、黒王の兵を引きつけて銃弾を浴びせます。ここが銃の歴史の最先端、信長らしい演説に震えました! 信長の合図をオルミーヌが中継して、銃の準備をする間には、与一率いる弓兵が矢を浴びせます。火縄銃は遅いと唇を噛む信長、やはり近代の銃を求めることになりそうです。
二度目の銃を浴びせた信長曰く、銃の威力は「恐怖」。音と煙と同時に味方が死ぬ。その恐怖を知ってしまったら、もう前には進めない。そして、足が止まったところを豊久率いる歩兵が狩ります。
通信による連携の早さ、作戦の巧みさ、銃の活用。黒王軍を圧倒する豊久達に、狼狽える黒王兵達、勝負あったという感じでしょうか。
織田信長率いる人間による銃列隊、那須与一率いるエルフ族による弓射撃隊、島津豊久率いるドワーフの突撃兵隊、異世界の情報に「最適回答」と満足気に話すのは紫でした。紫はここまで思い描いて豊久達を送り込んだのだとすると、他のドリフ達との連携が益々気になりますね!!
戦況を高見から確認した土方は「島津」と連呼し、恨みいっぱいの表情をします。現実の史実だと、倒幕の本命である薩長同盟に参加していた島津家と幕府側で最後まで倒幕軍と戦った新撰組の副長土方歳三という関係性なので、島津という名に恨みがあるのは納得ですね。と、土方が反撃に出そうなところで次回へ続く。
信長と明智光秀、与一と源義経、豊久と土方というように、現実世界の因縁の相手と、世界と立場を変えて戦うという構図が意図して作られているようです。
現時点では源義経はどっちつかずという様子でしたが、ドリフからENDSに行ったラスプーチンも居るようなので、義経も与一と戦う道を選びそうですね!
今のところ圧倒的優位と思える豊久サイドですが、土方の参戦でどうなるでしょうか。土方と豊久の戦いも楽しみですね!!では、また来週お会いしましょう( ・∀・)ノ
(saku)
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