ACCA13区監察課/6話感想 ジーンの過去とグロッシュラーへの想い モーヴは一体何を考えてる?
2017/02/27
帰郷中のグロッシュラーとロックス区で会ったジーン。ふたりは何を話すのでしょうか? そして、ジーンの両親のこともついに明らかに…。
それでは、第6話「線路と誇りの向かう先」の始まりです。
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2017/02/27
帰郷中のグロッシュラーとロックス区で会ったジーン。ふたりは何を話すのでしょうか? そして、ジーンの両親のこともついに明らかに…。
それでは、第6話「線路と誇りの向かう先」の始まりです。
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13年前ロックス区と隣のペシ区の区界で起きた鉄道事故でジーンの両親は亡くなっていました。その時に責任を負おうとしないペシ区の代わりにロックス区が全責任を負い、国鉄をACCAの傘下に入れるように指示したのは当時ACCAロックス区支部長のグロッシュラーの尽力でした。
そしてジーンは、コロレー区支部長だったモーヴが、本部長栄転の時のインタビュー記事には「より良い国を作るためにACCAはある」というグロッシュラーの言葉を尊敬しているとあり、その記事にジーン自身も共感したと話します。
「自分の置かれた状況を把握しないまま言います」そう前置きしたジーンは、自分がクーデターに関わりがないように、あなたも関わりがないと思っています。と本心を述べてその場を去ります。ひとり残ったグロッシュラーは「甘いな」とつぶやきました。ジーンの考えは間違っているということでしょうか。
バードンに戻ったジーンはモーヴに報告に向います。しかし、これと言って報告することがないと伝えるジーン。モーヴは「案外君は役に立たんな」とジーンに背を向け去ってしまいました。ジーンを励ますように背中を叩いたニーノはそのまま食パン専門店の中へ…。
ジーンの過去の記憶。
鉄道事故の対応についての報道では、ペシ区とロックス区の話し合いが難航し何も解決しないまま時間が過ぎていると伝えます。1ヶ月後の両区の話合いでも解決せず。ロックス区支部長グロッシュラーは記者会見で、このまま遺族の心労を増やしてはならない。国民の生活を守るのがACCAの役目。ACCAは国民とともにあると発言します。
そして、全責任をロックス区が負い、国鉄をACCA傘下に入れることに成功したグロッシュラーは、ロックス区長とともに遺族を訪問したのでした。両親を亡くしたジーンもこの時にグロッシュラーを会っていました。ジーンにとってグロッシュラーは特別な存在なのかもしれません。
モーヴに叱られ飲み過ぎたジーンは二日酔いのまま仕事へ。職場では年越しパーティーをどこで過ごすかと盛り上がっていました。ジーンの住むマンションのエントランスホールのパーティーに参加したいと話す観察課のみんな、ロッタの協力もあって子連れのノットも参加できることに。
そしてパーティー当日、何故か居るレイルはドーワーのケーキをロッタにプレゼントします。しかし、理由がわからないロッタはそのケーキはジーン宛てだと勘違い。後から登場したオウルがくれたケーキに喜ぶロッタを見て、ジーンよりオウルの方が厄介だとレイルはオウルを睨みます。
タバコを吸いに行くジーンを呼び止めたのはマンションに住む実業家の方々。ファーマス区からドーナツ自販機の注文が来た、ジュモーク区から大量注文が来たなど、ジーンのもうひとつのお仕事の成果に感謝を伝える実業家たち。1話に登場したおじさまに似た姿もありました。ジーンのもらいタバコの多くはこの方々だったんですね。
煌びやかなパーティーに高級マンション。ジーンの両親はどういう経緯で管理人になったのかと観察課のみんなから質問を受けるジーン。しかし、何も知らないと答えるジーンに、自分のことに無頓着すぎるとみんなから非難の声が上がります。
ACCAが生まれて100年目。節目の年の幕開けを告げる鐘の音をひとり聞くモーヴは「やはり私が動かなければな」と遠くを見据えていました…。
いつもと変わらない新年の集会を終えたモーヴは、コロレー時代からの部下の調査報告書に目を通します。報告によればクーデターは事を急ぐ程でもなく王室の動き次第。ひとつ気になるのはコロレー区帰省の際に、コロレー区支部長と区長がクーデターの話の際に引っかかる反応をしたと話すモーヴ。
そしてスイツ区クーデターについてはどうするか部下に尋ねられたモーヴは、ジーンは部下と観察課を守っただけの真面目な男。私には忠実ではないようだが。と答えます。部下からの最後の報告は、グロッシュラーがクーデターに関わっているという噂でした…。
ジーンの言葉を思い起こすグロッシュラーは、リーリウムに「クロウのことをオータスに漏らしたのはなぜだ」と尋ねます。動きが欲しかったと答えるリーリウムは、ジーンの情報をすべて提示するように要求し「正しく協議しようACCAの未来の為に」とグロッシュラーを説得。場は設けようと答え去るグロッシュラー。その様子に、今回は私の勝ちだとパインたちに話すリーリウム。
その頃ジーンは7つ目の視察先ハレ区に来ていました。王国一長寿で陽気なハレ区で、91歳になる区長とACCA支部長に豪勢にもてなされるジーン。
区長たちは遠回しにクーデターについて他区はどうか?と聞きたそうにしていることに気づいたジーンは、自分がクーデターの橋渡し役だと噂されていることを思い出します。
モーヴに持ち帰る情報を得る為にも、何とか話を聞き出せないかと考えたジーンは、いつもニーノにされているように酔わせて喋らせる作戦に。しかし、途切れ途切れの情報しか得られなかった為、ジーンには罪悪感が残りました。そこに登場したニーノに飲まないか?と誘われたジーンはきっぱり断ります。ニーノは本当にどこにでも居ますね。
成人の記念に書かせた肖像画が完成し、ドーワー家肖像の間に飾りたいと枢機院長に申し出たシュヴァーン。絵を預かってこちらで飾るという枢機院長に対して、自分で飾るところを決めると言うシュヴァーン。肖像の間は国王憩いの間だから許可は必要だが、入室禁止ではないだろ?という言葉に、入室は王子のみを条件に承諾する枢機院長。
十数年ぶりに入る肖像の間を進むシュヴァーン。国王お気に入りの絵の近くに飾りたい「後継者の僕の絵もここから良く見えるところに」と希望を伝え、思うところに絵を飾れて満足気なシュヴァーン。常に無表情の枢機院長と、我が儘なようで着実に意志を訴えているシュヴァーンの静かな戦いが、この場面で垣間見えました。
食パンの話をするマギが見識を広げる為にも一度バードンに行かれては?と話すと、王となる僕には知るべきことがたくさんあるから行ってみたいが、33年前の不幸のせいで一族の中では王族の子女が外へ出るのを嫌う風潮があり、その機会が無かったとシュヴァーンは話します。
朝食をとるジーン。テレビからはACCAの交通・空・鉄道・海においての無事故記録が2年目を迎えたというニュースが。交通局や医療局は益々充実しACCAは更に人気者だねと話すロッタに複雑な心境のジーン。そして、ジーンは次の視察先、ドーワーへ向かうのでした。…続く。
謎が解けたようで、余計に頭が混乱した今回でした(;・∀・) ニーノが言っていたモーヴはグロッシュラーを尊敬し、それにジーンも共感という言葉は間違っていなかったんですね!ジーンの言葉を信じるならグロッシュラーはクーデターの黒幕ではないとなりますがグロッシュラーの「甘いな」という言葉も気になります。
そして「え?モーヴが黒幕?」というシーンもありましたが、クーデターの情報を探っている時点で違いそうですね。まさかのグロッシュラーと対立するリーリウムが黒幕!?なんて考え出したらみんな怪しく見えてきました(*゚д゚)
次回は、王室で何かありそうな最中にジーンがドーワー区視察です。ロッタをめぐってシュヴァーンと対峙などもあるのでしょうか!?楽しみです!それではまた来週ですヽ(*´∀`)ノ
(saku)
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