F1レーサーを夢見るジュリアーノ君　好調なF4ではアレジがサポートし、後藤久美子は教育ママ

後藤久美子は教育ママ

「怖いって、ジャンに言われる。オニババって（笑）。だけど、子供って、ちゃんと理由を言えば分るものだし、私が言わなきゃ誰が言うの！？」


その絶大な人気っぷりから出版した「ゴクミ語録」では、そのアイドルらしからぬ自由奔放さ・辛辣さが評判でした。かつてよりファンだった人は納得の教育ママっぷりでしょうね。

なんでも「なめられないように」とのことですが、これにはアレジとの結婚が報道されたときの強かった風当たりなども原因しているかもしれません。後藤久美子とジャン・アレジの出会い。

「ゴクミは、はっきりいってスパルタ教育でした。アジア人の子供だからとばかにされないように、それはもう、挨拶の仕方からペンの持ち方、食事のマナーまで正確に厳しく教えていましたよ。小さい頃はどうしてもボロボロとご飯をこぼしがちだったんですが、“フォークやスプーンを正しく使えばこぼさないはず”と、何度も何度もやり直させたそうです」（スポーツ紙関係者）


その他様々なスパルタっぷりがありますが、ジュリアーノ君のF1レーサー、長女であるエレナ舞乃ちゃんの映画監督など、早いうちから将来何をやりたいのかを見つけてあげてその夢に向かって頑張れるようにしてあげている、子供にとって心強いはずの母親像は、同じく子供を持つ母親たち、若いモデルたちから絶大な支持を集めています。

それにしてもジュリアーノ君の日本語は十分に流暢でしたが、もう芽生えている男のプライドからか、自分の日本語に納得していなくて、あまり話したがらないそうです。

アレジのレーサー教育

後藤久美子さんのスパルタ教育のほどを聞くと、アレジがあまり子供にガミガミ言わない一面が分かってきます。ですが、もちろん、レースとマシンのことなら話は別。


今年フランスF4で四輪デビューしたジュリアーノ君。

開幕を迎えるにあたっては冬の間にトレーニングをしたとのことですが、やはり、そこにはアレジの徹底したサポートがあったそう。アレジは「先生」の姿勢を貫いていますが、周囲が言うには、レースに関してはつきっきりのサポートっぷり、また鈴鹿では息子とのイベントということで始終機嫌がよかったりと、まったく説得力がないのだとか。（笑）


それにしたってジュリアーノ君がF1レーサーとして名を馳せることは、アレジファン、しいては私たちF1好きの日本人にとっての夢でもありますが、誰よりその夢を見たいのは、父親としてもそうでしょうが、レーサー人生を走りきったとは少々言いがたかったアレジその人なのでしょうね。


ちなみに、ジュリアーノ君がF1レーサーにとって登竜門であるカートレースを始めたのは13歳。5，6歳から始めるライバルたちに比べたらずっと遅い始まりですが、これには両親が忙しかったためと、それからアレジ家の学業優先の方針のためだったそう。

学業優先は後藤久美子さんの教育のほどですが、アレジのジル・ヴィルヌーヴばりの情熱な走りが人々を魅了してきた反面、結果を出せなかった原因もその情熱だとするなら、この遅めのレーサー人生の幕開けは、ジュリアーノ君の成長に良い成長を与えているのかもしれません。


というのも、ジュリアーノ君はカートに乗ったのは2年。にもかかわらず、F4では9レースのうち8レースで完走、開幕のレドゥノン大会では「ポール・トゥ・ウィン」を達成するというすごすぎる結果を出していますから。


その才能を萌芽させつつあるジュリアーノ君は、日本人寄りのメンタルティーを持っているとはアレジの談。あまりラテン系の熱さがないことは、アレジを少々残念がらせているものの、日本人の持つ思慮深さや冷静さ、分析的な思考は、自分のあまり持っていなかったもの。
それゆえに期待するのと同時に、安定した走りを見せる自分とは違う同じレーサーとして学ぶ点、尊敬する点もたくさんあるそうです。（近日はその余りある情熱が、「ドイツ」でスピード違反の罰金を支払うことに。）


来年にはF3も堅い。これから着々とステップアップして、F1レーサージュリアーノ・アレジを見せてもらいたいものです♪(^-^)/

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