オーバーロード/OPアニメからアインズたちの軌跡を辿る 稀に見る最高にクールな疾走感のOP
2015/09/09
今期のアニメ、ガチ勢としては屈指の人気を誇るオーバーロード。原作である書籍版は8月1日には100万部、20日には150万部突破という怒涛の売れ行きを見せています。(そこには美麗イラストや資料・設定を惜しみなくはめこんだ書籍版の豪華仕様もあったでしょう。)
▲ コミック版も好調だそう
小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿されているweb版の方も、アニメ開始より(特に2話以降)、公式サイトとwikiを差し置いて、Googleの検索結果の1位2位をキープするようになりました。
有名になると様々なしがらみで作品が台無しになることはよくある事例ですが、ことオーバーロードに関しては、アニメの原作に忠実な流れを見る限りでは杞憂も杞憂。
このあたりはくがねさんと、「鈴木悟よくやった!」というべきでしょうね。鈴木悟がいるおかげで、この作品の善悪性は、挿絵と表紙を担当しているso-binさんのおどろおどろしい美麗イラストがまるで嘘のように、蓋を開ければ驚くほど中立と現代性を保っている物語なのが分かります。
男性デュオ OxT が歌っているOP曲もまた、原作・アニメ同様、素晴らしい出来になっていますね。鈴木悟の心境がよく現れています。メロディーが特に好きだという方は「月刊少女野崎くん」のオープニング曲「キミじゃなきゃダメみたい」もしびれること請け合いです。
こちらの曲は、OxT を組む前にオーイシマサヨシさんが担当した曲です。タイトルから分かるように、オーバーロードとはテイストの違う曲で、真新しさは若干Clattanoiaに劣りますが、Clattanoia同様テンポがよく最高にクールな曲に仕上がっているのは変わりません。
さて。前置きが長くなりましたが、今回はアニメーションのほうです。