オーバーロード/裏切りと勘違いされるセバス 制作者のたっち・みーは超がつく勝ち組
女性陣が大活躍するなか、男性陣の活躍は残念ながら少ないオーバーロードアニメ版。
それは話の時系列で、女性陣の活躍が先に描かれているためですが、顔芸・奇行アニメとして大評判なのを見れば、セバス、デミウルゴス、コキュートスと、オーバーロードの男性陣はあまりにも紳士。
活躍が少ないのも仕方ないかもしれません。
もし2期があるのなら、彼らの活躍はとても楽しみ。“2番目の”作品の通例通り、作品か作者かのより誠実で素直な面が力強く、ストイックに描かれることを期待しています(*´∀`)ノ
ユリ・アルファと並ぶ紳士淑女の鏡
セバス・チャンの少々ひねりのない名前の通り、セバスは使用人の鑑として、ナザリックの使用人たちを取りまとめます。それは部下であるプレアデスたちにも敬語を使うほど。
ユリ・アルファと並ぶとオーバーロードが別のアニメに見えてしまうほど、紳士淑女な二人ですが、セバスのモンク職と言い、ユリ・アルファのアンデッドながらガントレットを用いたモンクな戦闘スタイルと言い、やはり二人はそういう、悪い言い方をすると地味な役割なのかもしれません。
とは言え、制作者のたっち・みーは地味とはかけ離れている
セバスの制作者であるたっち・みーは、アインズをアインズ・ウール・ゴウンに誘ったプレイヤーで、ギルド内でもワールド内でも屈指の実力者として君臨していました。その実力は守護者全員相手にしても勝てるほど。(ちなみに鎧は世界大会優勝しか貰えない超プレミア鎧。)
アインズもとい鈴木悟が、異世界に転移したあとでもセバスからたっち・みーの影を見るのは、初心者時代にガイコツを気持ち悪いと罵られ、PKされそうになっているところを助けてもらった恩を強く感じているため。(ギルド:アインズ・ウール・ゴウンは、元々、異形種プレイヤーをPKした者に対してPKすることを目的とした自警団的な集団でした。)
「ポイントゲットォォ!さっさとトドメをさせよ!異形種が!キモいんだよ!」
それから、「誰かが困っていたら助けるのは当たり前」という彼の信条でもある言葉が、アインズの脳裏には強く残っていて、元は平凡だけど優しい人間であった頃の鈴木悟としての人間の心、良心を思い出してくれる言葉、もはや存在として、絶対的な悪の支配者でありながらも慈悲深さを与える所以ともなっています。OPにも出ていますね。
「(タッチさん…あなたへの恩は返します。)」
▲ たっち・みーの影は、カルネ村を救うきっかけにもなった
だからこそ、たっち・みーが作り、性格も反映されているセバスの裏切りという報告はアインズにとって、「はぁ! ……うぇ?! マジでか?!」と驚くほど予想外なことだったのですね。(笑)
ちなみに現実ではたっち・みーはセバスのような人間だったらしく(どういう意味でセバスのようなとしているのかは不明ですが)、くわえて、美形で実家が金持ち、運動神経抜群、幼馴染の美人さんと結婚して娘持ち。さらには国家公務員という超勝ち組っぷりだったらしいです。
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オーバーロード
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