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2015/09/26
アインズはギルド：アインズ・ウール・ゴウンでどんな立ち位置にいたか？
「…ふざけるな!!ここは皆で作り上げたナザリック地下大墳墓だろ!!」
第1話での机ドンやこれまでの回想話から、皆の調停役を買って出る、ギルドに対する想いを人一倍胸に秘めたギルドマスターだったことが判明しています。
また、たっち・みーに救われた感謝を忘れない律儀な人物であることも強調して描かれ、その骸骨であるのに人間くさく、異形種で殺戮も厭わないのに仁義に厚いというギャップが、オバロの物語の作品としての完成度を増す原因ともなっていることは誰しもが体感していることでしょうね。
「(これを手に入れるために、夏のボーナス全部課金ガチャにぶちこんだんだよなー…)」
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ですがそれは、去る者追わず、もとい追えずのアインズの穏やかな性格から無理からぬことでした。あと1時間半引き止めていれば。
▲ ヘロヘロと共に異世界に転移し、OPの最後のカットに旗を掲げたスライムと骸骨が並んでいる姿というのも、それはそれでシュールな絵柄で、二次創作的には面白い題材だと思いますけど。（笑）
でもだからこそ、善悪のカリスマであるウルベルトとたっち・みーや、知識を垂れ流すタブラなどを始めとした個性的すぎるギルドメンバーたちをまとめることができました。リーダーシップを執る人には、カリスマを思いっきり発揮してバリバリ引っ張っていくタイプと、逆にカリスマの全くないような庶民派タイプの2種類がありますが、アインズもとい鈴木悟はもちろん後者。
▲ ただ、そこにはネット上のキャラクターの上ながら、悪らしさを実行できる勇気と演技力もあった
▲ 鈴木悟の人柄もあり、温厚な人たちもよく集る
兄弟でプレイ、引退する際の装備譲渡＆売れずに保管など、MMOでのよくあるリアルな背景を描いた作品性もそうですが、それにしたって後者のタイプから前者のタイプへと変貌をする、せざるを得ない状況に陥るケースを描く物語はなかなかないものかと思います。ギルドマスターの主人公もそう。
仮にヘロヘロも転移していた場合には、アインズから現実世界への郷愁が強く残存し続けるでしょうから、この絶対的な君主たろうとする鈴木悟の心境の変貌はここまで強く現れなかったでしょうね。
アニメにはハーレム題材がよくあります。そうしたアニメの主人公は大概女性から嫌われる傾向にありますが、そもそもガイコツで、「アレ」もなくなってしまっているオバロの場合はなさそうです。
それにアインズは女性陣の本性がみんな……（ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
オーバーロードも終わりが間近になってしまいました。オバロをキッカケに最強主人公、あるいはハーレム主人公ものが気になる方は「甲殻のレギオス」「異世界の聖機師物語」や「伝説の勇者の伝説」などオススメです★
▲ 戦闘はもちろんのこと家事や大工までもなんでもござれの奉仕精神旺盛な主人公 ここまで万能な主人公はかつてなかったかもしれない
さすがにMMOと骸骨という類を見ない特殊なジャンルなので、最強・ハーレムにしたところで接点はそれほど多くはないかと思いますが、爽快さは同じくあってスカっとします。特に後者の二つは変り種で、おそらく臭いも同じです。
▲ タイトル同様に主人公は常にやる気がないですが、本気を出すと…
もちろん王道な物語ではありますが、VRMMORPGアニメとしての代表作として、最強・MMO・丁寧に紡がれる物語という点では同じな「ソードアートオンライン」も。
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