落第騎士の英雄譚/意外とダークサイドにいた一輝 リア充だけど不思議と感動を呼んでしまう主人公の不幸と幼さ
2015/12/19
いよいよ落第騎士も残すところ1話となりましたね。
相手は珠雫を打ち倒した強敵、東堂刀華ですが…期待される戦闘シーンとは裏腹に、既に心身ともにボロボロな一輝をこれ以上痛めつけないでくれという想いも否めないところ。
「君が雷切に勝てば、我々はこれ以上の追及はやめましょう」
▲ そういう意味では、11話の鬱演出は成功したと言える
一輝の厳を前にして吐露された父親に対する想いはひどく必死で、そしてそれは厳の息子に対する感情同様、歪んでもいました。もちろん一輝が自覚するところではなく、自覚がなかっただけに、父親の冷たい言葉は無情にも鋭利な刃として、一輝の心を抉っていきました。