にゅうにゅうす

主にアニメの最新情報をお届けします。

*

最弱無敗の神装機竜/リーシャに紋章を焼いたラグリード・フォルスが城之内くんになって帰ってきた

      2016/04/18

ルクスの周りには常にかわいい系なヒロインたちが詰め寄りますが、

ラグリード9
なかでも特に1、2話のリーシャといえば、作中でも屈指の迫力とシリアスさ、作画のクオリティがありました。

ラグリード7ラグリード5
そんなリーシャを追い詰めたり、ルクスに命じて幼いフィルフィを陥れようとしたりと、ルクスにしてもヒロインたちにしても何かと悪い関わりのある敵キャラのラグリード・フォルス。

その悪い関わりはまたもや続き、ヘイズによって脱獄を果たして見事復活を果たしています。

帝都奪還7

sponsored link


リーシャに仕返しはできない

帝都奪還8
次回の11話、12話で展開されるヘイズを中心とした帝都奪還計画

元帝国大貴族だったラグリード・フォルスは、セリスティアと親しかったサニアとともに、ヘイズの最たる部下の一人として、ルクスの前に立ちはだかります。

ラグリード4
ただ、強化されたエクス・ワイバーンを用い、パワーアップして復活を果たしたとはいえ、やはり序盤に出てきた敵役。帝都奪還計画の“仕込み”通り、幻神獣と反乱軍を率いて新王国軍を壊滅させることができたものの、ルクスのこれぞ最弱系主人公とも言うべき策略家の一面の引き立て役に終わり、復讐は適わず。

ラグリード8
それでやられなかっただけまだマシかもしれませんが、次なる相手のフィルフィ戦でもやはり、こっちはルクス戦よりもぼこぼこにされてしまいます。アニメでも描くのなら、立ち位置とか戦闘内容とかそんなに変わらないんじゃないかなぁと思います。

ラグリードという愛されキャラ?

でもそんなラグリートですが、個人的に面白い敵だなって思います。

ラグリード10
なぜって、元大貴族で、アーカディアの王族と同等の権力を持っていたために没落したという状況はルクスと似ていますから。

残念ながら彼の物語は、“尺がもっとほしかったアニメ感”によって、ほとんど描かれることはなかったのですが、もし旧帝国が滅んでいなかったらルクスが一生頭のあがらない相手だったと思うと、ルクスよりも落ちぶれてしまったわけで、ラグリードのルクスに対する復讐心は結構あってもいいと思うのです。

でも、ラグリードには、「復興した帝都で王らしく振舞えればいい」という願いしかありません。

「作られた強者だと? 演じているだけの道化だと? それがどうした? 結構じゃないか? 俺はヘイブルグの旗下の元、この国で公然と皇帝としての権力を振るえるようになる。この国の財産と愚民どもを弄び、気ままに暴虐の限りを尽くせる。俺は謙虚で利口だからな。皇帝の格だとか誰かに認められるだとか――そんなものには初めから興味はねえ。ただ俺が楽をして、お前らを屈服させられればそれでいい」

謙虚という言葉通り、そこには「愚王」しかないわけですけど、願いが叶うかそうでないかがすっぽり抜けている彼の願いはある意味純粋とも言えて、かといって、部下をすぐに処刑したり、女性に対するどうしようもない性的嗜好の数々などの、残虐な王の姿は言うほどありません。

ラグリード
ただただ、愚民と呼ぶ国民と部下を弄ぶことにほくそ笑むだけの、おそらく飽きっぽい、やはり大貴族の息子らしいキャラなのですね、ラグリードは。(幼少時代、可愛いしね。(笑)壮絶な過去を持っているヒロインたちと同じく、結構かわいそうな悪役かも。)

愛されキャラになったかもしれない?

ラグリード13
だからこそラグリードには、一途な愛に弱い、いわゆる「愛されキャラ」の素質があるのかもしれません。

個人的に、主人公に何度も立ち向かってはやられてしまう役にもできるタイプの悪役だと思います、ラグリード。(笑)

それが反映されているのかは分かりませんが…製作陣の手によって、11話では城乃内くんになって帰ってきています…ww

帝都奪還12ラグリード11

つくづく、最弱無敗の神装機竜は、もっと長いスパンで見たかったなぁと思います。(笑)

 - 最弱無敗の神装機竜

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

最弱無敗の神装機竜/少年少女たちに世界観の説明は難しかった?つまみ食いアニメ、最弱無敗が惜しい理由

ナルフ宰相といえば、女王ラフィの傍にいるキャラで、2,3度出たばかりの端役も端役 …

最弱無敗の神装機竜/ワケあり令嬢はこうやって弄ぶようにキスをしたい ルクスの台詞は結構クサかった

衝撃だった4話の最後から続きクルルシファーの謎が明かされた5話。 遺跡の鍵となる …

最弱無敗の神装機竜/未来予知も奪われたら終わり 状態異常戦を繰り広げる渋い機竜の簡単な解説

機竜は見たままに、操縦者の手足と連動して動く武装タイプのメカ。 それぞれ異なる武 …

最弱無敗の神装機竜/公式で存在が隠されていた切姫夜架が最弱無敗にもたらすものを考えてみる

ひとまず終わりを迎えたフィルフィ話である9話の最後には、 最後のヒロインであり、 …

最弱無敗の神装機竜/12話!完結!その後七竜騎聖編に入るけど、ヒロイン一人一人にスポットをあてるのは変わらないまま

終わってしまいましたね…ハーレムアニメって、いつも思うんですけど、 最終話がすご …

最弱無敗の神装機竜/2話感想 建物がどれもこれもバカでかかった 空間を利用した丁寧な世界観作り

1話では、ルクスが士官候補生として、王立仕官学園に編入するまでの流れ(いつもの) …

最弱無敗の神装機竜/七竜騎聖副隊長シングレンとルクスのやり取りが面白い 心が最弱の主人公ルクスが学ぶ時

アニメ化をした際、予想外に人気の出るキャラがいつのは割りとよくあることで、 最弱 …

最弱無敗の神装機竜/華奢な王女リーシャの進む技術者の道 「王女なんて面倒だったんだ」

最弱無敗のヒロインといえば、リーズシャルテ・アティスマータことリーシャ。 いわゆ …

最弱無敗の神装機竜/フギルから機攻殻剣を与えられたリーシャ その狂気的な情けで運命を変えることができた

最弱系主人公が流行るのと同時に、いわゆる「ヒドイン」たちの台頭から、普通のヒロイ …

最弱無敗の神装機竜/新しい帰る場所を見つけた夜架 “ED後”は、ルクスの従者として神出鬼没の何でも屋として

アニメはそれぞれ盛り上がり所というものがありますが、 最弱無敗の神装機竜では最終 …