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リゼロ(Re:ゼロ)/ウザイ&無能力のスバルでも覚醒の時がやってくる 稀に見る雑草魂は忘れないでくれと叫ぶ

      2016/06/27

筆者もアニメでこれまで色んな物語に触れてきましたけど、

スバルほど、周囲を巻き込む型のゴーイングマイウェイな主人公も初かもしれません。

覚醒5
ラジオ体操を異世界のヒロインとした主人公も。(笑)(それに乗ってくるエミリアも主人公を裏切らない、貶さないという意味で結構なレベルの母性の鏡なヒロインっぷり。

スバルは本来、ウケるビジュアルだったり感動場面を持っていたりで少し人気が出ると、ようやく番外編で主人公を務めるタイプの脇キャラ。性格、言動的にね。

周りを見渡せば、スバルのようなライトなDQN・チンピラは結構普通にいますし、そのためアニメよりずっと主人公像が豊富なテレビドラマや普通の小説などでは、それこそスバルと同じ境遇か、ガテン系とか金融系、歓楽街系などを中心に結構主役を張っています。

覚醒4
でも、まごうことなき現代人の一人であるスバルは残念ながら、絶賛引きこもり中でした。そして全てに無感情になって、ゲームだけが唯一好きでした。だからか、リアルの世界からドロップアウトして、こうしてファンタジーな異世界にやってきているわけですが、ラノベ・アニメの主人公としての評判は割合極端で、現実的です。 

覚醒14
▲ 道化師は感謝の気持ちまでも忘れさせてしまうから悲しい

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何度も何度も挫折して、戻されて、何度も何度も叫んで

覚醒11
「助かったよ兄弟」

そんなスバルの魅力は何かといえば、誰とでも平等に接することができるコミュ力と、やはりその、結果的に悪あがきと形容されることになるド根性の程が挙がるでしょうね。

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「気にすんなよ兄弟。強く生きろよ」

なかなか初対面の人に臆せず接することは難しいもの。(しかも、死に戻れば相手の記憶だけリセットされるというむずがゆさ付き。)

覚醒3覚醒2
▲ 女性が男性を気にする場合、力強さ、その生命力の部分に惹かれている、という形容は太古からの通説。(だから恋と性欲にだけ盲目ないわゆるダメ男はヒモになれる。)スバルが異世界にやってきて、虚ろだった目を輝かせて爆発させたその本来の生命力は、ほんとは超奥手なレムを虜にしたり、美少女エルフだけど理屈屋なエミリアとつかず離れずの関係を築けるに至った

アニメでは省かれていて、今後も最小限の描写に留まるでしょうけど、スバルが体験することになる『死に戻り』体験と言えば、腸をぶちまけられ、頭蓋を割られ、脚を切られ、喉を切られ…正直目を背きたい体験しかありません。

覚醒7
しかも、自分のだけならまだしも、スバルの主人公らしさの記事でも触れましたけど、親しくなった相手の惨たらしい死に様も見るわけですからね。くわえて、殺しにかかってきた相手は死に戻り後にはケロっとしているわけです。近年では主人公の能力もだいぶ無能さ・地味さが板についてきましたけど、いくら異世界へ行ける機会がもたらされたとしても、こんなに得たくない能力も他にないかもしれません。

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「ふっふっふふ~ん」
「驚きました。裁縫に関しては満点です。スバルくん自身と同じであまり使い所がありませんけど」


しかも本人が得意とするのは冗談トークと裁縫だけ。(あと少しばかりの筋力、手品、絵心。)レムの言葉の通り、才能と境遇と性格が掛け合わないという、運の悪さでもとびきり不遇な主人公と言えそうです。

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頭が悪いからがむしゃらに生きるのか、運がことごとくないからそうするしかなかったのか、それは方々で触れられている部分ではありますけど、いずれにしてもスバルは、近年稀に見る雑草魂系主人公なのでしょうね。

正ある限り生きて、生きている限り無情な運命はつきまとう

その誰にも言えない根性っぷり、悲痛さ、ほとばしる生命力は、やがて、ようやく主人公らしい「覚醒」の数々として実を結びます。

覚醒15
「私の家族も一人だけ。肝心な時に眠りこけてるし、起きてる時には絶対にそんな事は言えないけど」

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「命を助けてもらったんだ、恩知らずなマネはできねー。盗ったもんは返す」

死に戻りでロズワールから学び得た陰系魔法の行使があって、ベアトリスとの契約があります。エミリアの騎士にもなれますし、地竜のパトラッシュという相棒ができます。ラインハルトなどの友達兼力強い味方ももちろん、取り巻くヒロインたち、街の人々とは信頼関係を結ぶに至って。

もたらされた能力が、運命も努力もことごとく無視するような死に戻りもとい魔女の呪いでなかったら、僕らはスバルという馴染み深い屈折さを見せる主人公と、リゼロという無情なエンドレスストーリーにこんなにも涙腺を緩ませられることはきっとなかったに違いありません。

覚醒17

 - Re:ゼロから始める異世界生活

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